【おすすめWebマンガ】マッチスティック20(マサトキ / ドヒョン) 〜 生き残りをかけた“すべらない話”、話術師は何を語るのか!

2015060304

日々更新されるWebマンガ。大手出版社も本腰を入れ始め、その量たるやハンパな数ではなくなってきた。いくら我らがマンガ大好きジャパニーズだとはいえ、すべてを追いかけるには時間がいくらあっても足りないことだろう。積んどくことができない媒体なのも悩ましいところ。そこでmitokでは絶対に外せない注目作品を定期的にご紹介。Webマンガ、これを追うべし!

マサトキ/ドヒョン『マッチスティック20』 レジンコミックス連載

好奇心は猫を殺す。なんにでも興味を持って首を突っ込むと危ない目に会いますよ、という意味だ。九生あるとされる猫をも殺す好奇心。世の中には対岸の火事や高みの見物をよしとせず、わざわざ事件や事故の現場に近づきたがる輩は多いが、いつその身に火の粉が降りかかり、焼きほろぼすとも限らない。炎上したくなければ好奇心は程々にしておいたほうがいいだろう。今回紹介する『マッチスティック20』(マサトキ/ドヒョン)はそんな言葉に逆らって、ありあまる好奇心ゆえに危険極まりない事件の中心に赴いてしまった男の物語だ。

見た目は女子高生そのもののテロリストに占拠されたビル。爆弾と銃弾が飛び交うなか、人質となった生き残りは20人いた。彼女はそのうち半数を解放するという。マッチのクジによって解放される人たちが決まるなか、爆発のショックで気絶していた主人公はトイレの個室で目が覚める。周囲を見渡してすぐに状況を把握するが、そのまま隠れてやり過ごすという選択肢をとらなかった。

なぜか? そう、彼は一般人ではなかったからだ。とはいっても『ダイ・ハード』のジョン・マクレーン的な肉体派ではない。職業は話術師。それも世界一の話術師だという。だからこそこれはオイシイ。なにしろ一生の内で二度と体験できないような大事件だ。間違いなく面白い話のネタになる。職業柄そう考えてフラフラとテロリストに近づき、自らも人質となってしまうのである。

そこで始まる世界一面白い話。いや、この作品ではなく主人公が生き残るために語るというもの。それは単なるハッタリの時間稼ぎか、本当に「すべらんな〜」と唸る話なのか。大言壮語しただけに続きが気になるストーリー。好奇心から切って落とされた一風変わったクライム・サスペンスに期待!

 

『マッチスティック20』掲載情報

・作者:マサトキ/ドヒョン
・掲載メディア:レジンコミックス

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