ぼうけんのしょを50年守る! ファミカセ『ドラクエ3』バックアップ電池大容量&長寿命化術

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名作RPG『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』がファミコン用ソフトとして登場してから四半世紀を超えました。すでに本体内蔵のバックアップ電池は尽き、大事に育てたキャラのデータが記録された「ぼうけんのしょ」は消えているかと思います。消えたものはしょうがない。でも、今後もファミコン版で遊び続けるため、バックアップ電池を半世紀以上もたせるように改造してみるのはいかがでしょうか。

本来ならファミコンカセットに内蔵されているラグ端子付きボタン電池を交換すれば済む話なのですが、現状では入手しにくい代物となっています。

そこでちょっとした電子工作を行ないます。ラグ端子付きボタン電池を、コンビニでも購入できるボタン電池と電池ホルダーの組み合わせに置き換え、さらに2個の電池をセットできるようにする“ダブルバッテリー仕様”にするというもの。電子工作難度としてはやさしいほうです。

ふっかつのさぎょうてじゅん

2015060312▲『CH7410型ボタン電池ホルダー』を2個用意しましょう(秋葉原の電子部品屋さんで1個120円くらいで買えます)。このほかCR2032(ボタン電池)を2個、電子工作に必要な道具も用意してください。

2015060316▲ファミコンカセットのスキマにマイナスドライバーを徐々に入れるなどして分解。基板上のラグ端子(ボタン電池付き)をハンダ吸い取り線やニッパーを使って取り外します。

2015060313▲ラグ端子を外した部分にCH7410型ボタン電池ホルダーをハンダ付けします。

2015060314▲先ほどハンダ付けした裏側にもCH7410型ボタン電池ホルダーを設置。

2015060315▲これが完成したもの。基板を挟み込むように表裏に電池ホルダーを設置しました。厚みは増しますが、ちゃんとカセットに収まりますよ。

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これでおそらく50年以上はデータを維持できる長寿命バックアップ仕様『ドラクエ3』に生まれ変わったはず(理論上では)。そしてロト伝説を子々孫々伝えていけるようになるわけです。でも、ボタン電池を外してはいけませんよ。

※本企画は電子工作等に関する知識を持つ者が行なっております。本企画を実行する場合は自己責任のもとお試しください。そのことにより損害等が生じた場合でも、編集部は一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。