便利そうだけど「USBポート付き電源タップ」は買っても大丈夫? 人気アイテムをガチ検証してみた

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USB充電ポート付きの電源タップ、欲しいなと思ったことありませんか?

スマートフォンやタブレットなどUSB充電デバイスが増えてくると、それぞれの専用充電アダプタを使うのが面倒になってきます。USB充電ポート付き電源タップはそんな人にはありがたい製品ですよね。部屋もすっきりしますし。

さまざまなタイプの製品が各社からいくつか発売されているようですが、どれを買うのがよいのでしょうか。この手の製品は大手電機メーカーからは発売されていないので、けっこうチョイスに悩みます。

というわけで、例によってハンダマスターかしま氏にガチ検証してもらいました。

USB充電ポート付き電源タップの売れ筋商品をチョイスし、性能をチェック。果たしてベストバイは? そもそもこの手の製品は買っても大丈夫なのでしょうか!?(編集部)

 検証した製品

アマゾンの売れ筋や特徴的な7製品をピックアップした。

 

検証① 口金の板厚

タップ部のソケットを受け止める板金の厚さと幅。断面積が大きいほど効率が良い。ただし厚すぎる板金は重く、コスト高になる。

検証② 導通抵抗

プラグの先から、もっとも遠いタップ口までの抵抗値。単純計算では、抵抗値が100mΩの時1,200Wのドライヤーを使うと、電源タップとコードが付いているだけで6.9Wがケーブルの発熱となってしまう。電源SWや余計な器具が途中に付いていたり、コードが長かったりすると抵抗値が大きくなる。

検証③ 最大電流(USB電源)

充電器の検証では定番の計測項目。電源に計測器で電子負荷を与えて、出力が4.5Vを下回るポイントを計る。

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検証④ 充電器識別(USB電源)

D+、D−の電圧を測定し、充電するデバイスが認識する充電器タイプを特定。電源の電流供給性能が高くても、充電器認識が0.5Aであれば、その容量での充電しかされず宝の持ち腐れとなる。

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※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等に より結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なってお ります。真似しないようご注意ください。

 

ではガチ検証スタート!
(結果だけを知りたい人は5ページへ)

 

① 無印良品
ジョイントタップ・コンセント4個口 / USBポート2個口付 MJ1110

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内部

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仕様

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負荷テスト結果

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コメント

この製品のタップ部と長さにバリエーションのある延長コード部を別々で組み合わせて使うシステムだ。タップ部はUSBポート数やタップ数が異なるものが売られている。また延長コード部については、ソケット部のコストや電力ロス、抜けてしまうリスクといったデメリット面もあるものの、他メーカーにはない便利なシステムといえる。

中を開けてみると、タップ部の構造には大手家電メーカー製にも使用されるような耐熱樹脂の基台が使用されていた。AC100Vラインにもハンダ接続部分は無く、今回のエントリー製品の中では一番マトモな作りだ。 USB電源部の最大出力は1.5A強と控えめだが、基板には唯一ガラスコンポジット材が使われている。

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