【コラム】萌えオタク流 株式投資のススメ ~ 第1回「ゲームのアイドルが株価を動かす!」

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いわゆるオタク関連コンテンツが大きなビジネスになっていることなんてのはご承知のことかと思いますが、いまその界隈の「株式」が熱いことになっている状況はご存知でしょうか。そのあたりの動きを読み解くにはオタクコンテンツの動向を把握する必要があります。

そんなわけで“知っておけばお得な情報”をテーマにネタをお届けしている当サイト、そのあたりの事情について、オタコン株式で一喜一憂の日々を送っている「かーずSP」の管理人、かーず氏に解説してもらうことにしました。

では「萌えオタク流 株式投資のススメ」第1回どうぞ!(編集部)

「美少女キャラクター」と「株式」。まったく関係なさそうなこの二つですが、実は近年、かなり重要な結びつきになっているんです。オタクコンテンツから株式相場を覗いてみるコラム、第1回は「ゲームのアイドルが株価を動かす!」

スクールアイドルが企業を救った! 赤字経営からV字回復したKlabの株価推移

国立音ノ木坂学院に通う女子高生・高坂穂乃果(画像左)が、廃校の危機を救うために親友たちを誘って「スクールアイドル」となって活動する『ラブライブ!』、彼女たちのグループ「μ’s」(ミューズ)が、自分の学校だけじゃなくゲーム会社をも救ったと去年話題になりました。

2013年のソーシャルゲーム会社「KLab株式会社」(東証一部 3656)は赤字収益で株価も伸び悩んでいたものの、iOSアプリ版『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(以下、スクフェス)が同年4月15日に配信されるや否や、開発会社のKLabの株価も急上昇して二日連続で株価はストップ高となりました。(関連記事「「ラブライブ!」Klabが2日連続ストップ高 ガンホーさらに高値更新」ITmedia ニュースより)

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その後もスクフェスはユーザー数を加速度的に伸ばし続けて、Klabの企業業績も2013年の赤字から一年間で大幅な黒字へと一気に転換したのがこちら。

2013年 営業利益 12億2300万円の赤字 経常利益9億4100万円の赤字

2014年 営業利益 21億6300万円の黒字 経常利益25億6400万円の黒字

データ引用元:KLab、2014年12月期は営業益21億円と劇的な黒字転換 躍進する“スクールアイドル”がけん引 今期1Qも大幅増収増益と新たなステージへ(Social Game Info)

Klab株価分析

chart_Klab01引用元:Yahoo!ファイナンス|KLab(株)【3656】(一部筆者修正)

2013年初頭からしばらく500円前後をうろついていた株価は4月のスクフェス効果で、一気に1,000円台に乗せていることが見て取れます。その勢いを買われて7月は一時的に2000円に乗せる上髭をつけていて、2014年にはもう一度2000円を超えてます。さらに今年7月は『BLEACH -Brave Souls』も評判が良く、年初来高値である2251円を記録し、その後は世界同時株安の影響で下げてます。

仮にスクフェスがリリースされる前に1株500円の時に最低株数100株でも買っていた場合、一株2,000円の時に売却すれば5万円が20万円になっているという、夢の様な株式投資の現実がここに!

プロの投資家も困惑!? 「お誕生日投資法」とは

Klabの株価に関しては他にはない特殊な値動きがありまして、特に理由もなく、2014年7月22日と2014年8月4日にKlab株に買いが集中してストップ高となりました。

ここでお気づきのラブライバー(『ラブライブ!』ファンの意味)もいらっしゃるかもしれませんが、7月22日はμ’sの矢澤にこの誕生日だったのです! そして高坂穂乃果の誕生日は8月3日なのですが日曜日だったので、翌日の4日に買いが殺到したと思われます。

つまり、『ラブライブ!』のアイドルが誕生日を迎えると、それが好材料となって株が買われるという、通称「お誕生日投資法」による値動きだったのです! 株式市況の歴史的に見ても、この買われ方はめったにないんじゃないかと。

このように株をやっている『ラブライブ!』ファンのことを「株ライバー」と呼ぶんですが、じゃあ事前に値動きがわかってるなら、そこで一儲けできるんじゃない?と思いますよね。ということで直近のチャートを分析してみましょう。

chart_Klab02引用元:Yahoo!ファイナンス|KLab(株)【3656】(一部筆者修正)

・7月22日 矢澤にこ 前日比+59円 +3.73%上昇とそこそこ

・8月3日 高坂穂乃果 -186円 -8.9%と大幅下落

・9月14日 南ことり(12日が土曜日なので、翌々日に振り替え) -32円 -2.29%と微減

にこ先輩の時にはやや上げたものの、μ’sのリーダー・穂乃果ちゃんバーステーでの大幅な下げが辛い結果に。さすがに一般投資家にもお誕生日投資法がバレてしまっているせいか、なかなか思うようにはいかないようです。

ですが、次は『ラブライブ!』でも一二を争う人気ヒロイン・絢瀬絵里の生誕祭が10月21日に控えています、はたしてKlabの株価はどう動くのか……!?

ゲームアイドルは経済を活性化させる!

直近のニュースとしてはアニメも絶好調のソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』の効果で、日本コロムビア(東証一部 6791)も赤字予想から黒字転換したと報道されました。これにより株価も50円ほど上昇していて、やっぱり二次元アイドル産業は(ヒットすれば)市況的にも強い!(関連記事「コロムビア、上期の営業益を1億円の赤字予想から一転して2億8000万円の黒字に 『アイドルマスターシンデレラガールズ』中心にアニメ関連好調」Social Game Infoより)

ゲームのアイドルが株式市況において、大きな存在感を示しているのがおわかりいただけましたでしょうか。次回は、新しく発表された二次元アイドルを紹介して、そのタイトルがどの銘柄を動かしそうか、株初心者のオタクが(勝手に)株価予想してみます!

次回予告:萌えオタク流 株式投資術 第2回「株価上昇が見込めそうな二次元アイドル関連株を大胆に予想!」

※本コラムは特定の銘柄の値上がりまたは値下がりを保証するものではありません。また、筆者および編集部は、本コラムを参考とした有価証券の売買におけるいかなる結果についても責任は一切負いません。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行ってください。

 

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