【Web漫画】『北区赤羽』作者のギャグエッセイ! 『Love&Peace』が本音ぶちまけすぎ&ヤバいネタ盛り沢山すぎる……

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日々更新されるWebマンガ。大手出版社も本腰を入れ始め、その量たるやハンパな数ではなくなってきた。いくら我らがマンガ大好きジャパニーズだとはいえ、すべてを追いかけるには時間がいくらあっても足りないことだろう。積んどくことができない媒体なのも悩ましいところ。そこでmitokでは絶対に外せない注目作品を定期的にご紹介。Webマンガ、これを追うべし!

清野とおる『Love&Peace』 ヤングアニマルDensi連載

ドラマ化作『東京都北区赤羽』で知られる清野とおる。身の回りの変人エピソードや、独特の生活感覚で日常を切り取るギャグエッセイが得意な作家さんです。そんな作者が『赤羽』で手一杯なのに白泉社の偉い編集者に2年間奢られ続けたのでイヤイヤ不定期連載している漫画がこちらになります!

ヒットした『赤羽』もギャラはカツカツ、毎日しんどくて病院の世話にもなり、こんな状況で連載増やせねえ! そもそも実際の俺は『赤羽』の自画像のような好青年ではなくただの対人恐怖症でグロ動画を見ることでしか生を実感できないクソ野郎。こうなりゃ今まで読者に好かれようとオブラートに包んでいた本音を全部吐き出してやる! という旨の宣言からスタートする本作は、特に決まったテーマがないのでとりあえず日頃の鬱憤をぶちまけていくスタイルのディープなエッセイ漫画です。

手始めにロクに自作を読まずに仕事を振ってくる編集者は殺したいと暴露。某メンタリストのDaig○と仲良くなったのにTwitterでフォローを切られた恨み節を吐き、トゥレット障害による強迫観念で繰り返した奇行の数々をぶちまける。ライトなコメディタッチで投げやり率直に扱われるネタが不釣り合いにヤバいものばかり……!

その他のネタは私生活の諸々に材を得、平常運転のエッセイギャグを展開。淫夢を見ようと試行錯誤したら超怖い悪夢を見たり、電話の保留音中に相手を罵倒したり、深夜に徘徊して野良猫をマタタビで酔わせまくったり、漫画でネタにする変人との付き合いが面倒なので一旦喧嘩別れしておく仮絶交術を開発するなど、異様に濃い一人遊びのセンスは本作でも健在です。

不条理ホラーから出発してエッセイ漫画に落ち着いた作家らしい、明け透けなノリの中に見え隠れするドロっとしたアングラセンスも楽しい一作。人肌の温もりがあるワイルドで素朴な狂気というか、そんな独特すぎる作風は本作が初めてでも十分楽しめるハズ。かなりの不定期連載だけどネットで読める代表作、要チェックですよ!

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『Love&Peace』掲載情報

・作者:清野とおる
・掲載メディア:ヤングアニマルDensi金曜日はヤングアニマル

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