【なつエロ★少年マンガ】ストーリーは忘れてもおっぱいは忘れない! 『らんま1/2』の時代を超越した凄み

2015122574

少年時代、愛読マンガ誌の中に「小さなエロ」を見つけてドキドキしたこと、ありますよね!

少年誌という枠の中で作者がギリギリ限界でサービスしてくれたせいだったり、図らずもフェチズム的な目覚めを呼び覚ましてしまった自分のせいだったりと、ドキドキした理由はいろいろあるんじゃないかと思います。

そんな少年マンガに感じたエロ=「なつエロ」について“なつエロリスト”たちが語る本コラム、今回はカフェオレ・ライターの山田井ユウキ氏が高橋留美子先生が週刊少年サンデーで連載していた『らんま1/2』について語ります!

これぞ究極のおっぱいマンガ

高橋留美子『らんま1/2』
週刊少年サンデー●1987年36号~1996年12号

たいていの場合、男子がエロに目覚めるのは女性の胸部、有り体に言うとおっぱいからであることに議論の余地はないでしょう。

……いや、もしかすると「俺は足の裏から女体の良さを知ったんだ」という強者がいるかもしれませんし、それはそれですばらしいことだと思うのですが、たぶん9割くらいの男子はおっぱいから女体に興味を抱いたのではないかと思うのです。

それくらい神聖なおっぱいという存在について語るとき、個人的に外せないマンガが『らんま1/2』。言わずと知れた高橋留美子の代表作であり、1987~1996年にかけて週刊少年サンデーに連載された大ヒット作品です。

当時小学生だった僕にとって、このマンガがエロの入り口だったといっても過言ではありません。

実は今回、原稿を書くにあたって『らんま1/2』を再び読み返してみたのですが、ストーリーの8割くらいは忘れてしまっていました。こう言っちゃなんですが、本作は基本的にノリとテンポのマンガなので、話自体はそれほど印象に残っていないんですよね。

そんな中、読み返すまでもなくはっきりと記憶に残っていたのが、乱馬とシャンプーのおっぱいです。最終回の内容はすっかり忘れていたというのに……。

乱馬とシャンプーが……

一応、説明しておくと、乱馬は本作の主人公で、格闘術を操る高校1年生。とある出来事により、水をかぶると女になる体質を持っています。

一方のシャンプーは本作のヒロイン……ではなく、男バージョンの乱馬に惚れ込んでいる中国出身の少女。初登場時は特に脱衣シーンもなく去ったのですが、その後すぐに再登場し、押しかけ女房的に乱馬に猛アタックし続けます。

なぜこのふたりが特に印象に残っているかというと、乱馬は元が男なので、女になってもあまりおっぱいを晒すことに抵抗がないんですよね。なので平気でバンバン乳首が出てくるのです(当時の少年誌は乳首OK)。

この開けっぴろげなおっぱいが、小学生の僕には衝撃でした。

しかもいくら女体化しているとはいえ、元は男。いわば”男の娘”の走りとも言えるわけで、この何とも言えない背徳感が小学生男子にとってのエロスパイスとなっていた可能性は大いにありそうです。

一方のシャンプーは、乱馬とは逆に髪も長いし、見た目だけなら正統派の美少女。そんな女の子が自らの肉体を武器に乱馬に迫ってくるわけですから、もう男子としてはドキドキしないわけがありません。シャンプーが登場する回は、僕の中で毎回「おっぱい期待回」でした。

妙にエロかった第5巻

それでは、僕が好きなおっぱい回を紹介しましょう。

まずは単行本5巻から、「誰でもよかったの」のラストで、シャンプーが再登場する場面。乱馬が風呂に入っていると、一匹の猫が現れて湯船に飛び込んできます。実はシャンプーは水をかぶると猫になり、お湯をかぶると人に戻る体質の持ち主。

当然、湯船に入ったということは、元の美少女の姿に戻るわけで、しかも全裸!

そして、そのまま戸惑う男乱馬に抱きついてくるのですが、この一連の流れがたまらなくエロいのです!

シャンプーの長い髪の毛で、都合よく乳首を隠したりもしていないところがよいですね。さすがはヒットマンガ家・高橋留美子先生、いやここからは敬意を込めて留美子神と呼ばせていただきたいです。

2015122575▲猫に変身してしまう体質のシャンプー。天真爛漫に裸体をさらす姿がエロ可愛い。(第5巻・82ページより)

そしてもうひとつ、同じく5巻より「猫舌やぶり」の回から。

ひょんなことから、シャンプーの幼なじみのムースと戦うことになった乱馬ですが、男に戻れないトラブルに巻き込まれていたため、女体のまま挑むことになります。

相当な使い手であるムースは、鋭い蹴りを繰り出し、乱馬の衣服を切り裂いてきます。次々と剥がれ落ちる乱馬の衣服。そしてむき出しになるおっぱい。

作中でモブキャラたちが「生きていてよかった!」と叫ぶコマがありますが、あれはこの回を読んだすべての男子の本音を代弁していたと思います。クライマックスは、最後まで残っていた腰部分の衣服が剥がれ落ちた瞬間!

2015122576▲留美子神のサービス精神には敬服せざるをえない! ぜひ諸兄もモブキャラのひとりとして喝采を送ってほしい。(第5巻・136ページより)

全裸になった乱馬の後ろ姿が妙になまめかしくて、ページをめくった瞬間にドキッとしたことを覚えています。ちなみに今回、読み返していたときもやっぱりドキッとしました。あのシーンは確実に時代も年齢も超越した凄みを持っています。

それにしても何がすごいって留美子神が女性だってこと。別にエロ漫画家にだって女性はいるのですが、少年誌かつこれだけのヒット作において、ここまでエロさを醸し出せる女性作家は、留美子神だけだと思います。

 

バックナンバー

冨樫義博の黒歴史? 『てんで性悪キューピッド』にドキドキした思い出を語る

2015110707

男子を“尻派”に変えた桂正和『電影少女』と神回の思い出を語る

2015111111

尻神・桂正和『I”s <アイズ>』の神回“卒業旅行の夜”で再認識……プロセスって大事!

2015112003

みやすのんき先生、寸止めしすぎ! 『やるっきゃ騎士』で磨かれた妄想力

2015112423

元祖・鬼畜王がジャンプを蹂躙! 『BASTARD!!』の青少年への影響について

2015120316

ぼくは『地獄先生ぬ~べ~』に生涯消えない性のグングニルを撃ち込まれた

2015121014