iPhoneのお供「ライトニングケーブル」非純正品の性能をガチ検証! アマゾン&ダイソー人気商品はどれが買い?

2016020415

いまやiPhoneユーザーの大部分がライトニング(Lightning)ケーブルを使っているだろう。充電やPCとのデータ転送には欠かせないケーブルだ。ほぼ毎日使うことになるこのケーブル、悲しいことに、ほぼ間違いなくいつかは断線する。そして買い換えることになるのだが、だいたいが高くて躊躇する(家電量販店だと1本1,500円以上がザラ)。

そこで、そこそこお安く買えるアマゾン(Amazon.co.jp)で調達するという人も多いかと思う。今回はそんなアマゾンで評価数の多い売れ筋ライトニングケーブルに加え、ダイソーで販売している超絶破格品の実力を検証してみることにした。基本的な検証基準は、ケーブルの導通抵抗が低いほど安心(充電ロスが少ない)、というもの。

検証結果は購入判断に使っていただくも良し、ケーブルによって品質が異なることを認識してもらうだけでも良し、何かしらのお役に立てれば幸いだ。

ピックアップしたケーブル

Amazon.co.jpで人気のライトニングケーブルを6製品、ダイソーで販売している激安品2製品を加えた8製品を検証した。価格はいずれも購入時のもの。ちなみに残念ながらApple純正品は検証していない……これは次回に!!

  • ① RAVPower『RP-CL01』999円
  • ② ロジテック『LHC-UALS12RD』1,522円
  • ③ サンワダイレクト『500-IPLM011WAZ』780円
  • ④ Roiciel『RoiCiel0051d』490円
  • ⑤ Amazonベーシック『L6LMF001-CS-R』840円
  • ⑥ Anker『63ANMFILTN-3WA』880円
  • ⑦ ダイソー『USB充電専用ケーブル』108円
  • ⑧ ダイソー『USB充電・通信ケーブル』216円

検証項目について

検証① 導通抵抗の低さ

抵抗が低いほど電流が流れやすい。つまり低抵抗のケーブルならば安定して短時間で充電できるわけだ。充電用ケーブルではもっとも重要な指標となる。抵抗値が低ければロスなく電力を供給でき、大容量機器でも安定して急速充電できる。2.0A充電など高電流対応機器が登場しても、ケーブルの抵抗が高ければ、本来のメリットは薄まってしまう。

検証② 2A充電時の電圧ロス

ケーブルの抵抗で熱となって失われる電圧。ここでは2A充電時のロスを抵抗値から算出している。

検証③ 充電専用かどうか

充電専用のケーブルはデータ線が接続されていない。PCと接続してデータをやり取りするような用途には使えないことに注意してほしい。

検証④ シールドの有無

通信ケーブルを覆ってノイズを遮断するための機構。充電性能には関係がないが、通信ケーブルとしても使用するならばあったほうがよいだろう。

2016020414削るの大変すぎ

測定方法について

導通抵抗の測り方

各ケーブルのライトニングコネクタ側の分解後に+-銅線先端をショート。USB A端子側の電源ピン間にAgilent社34461A 6.5桁デジタルマルチメーターを接続し、4点抵抗測定を行なった。

data_lightningcable_04

電圧ロスの計算

ケーブルの抵抗値と電流をオームの法則(V=I・R)に当てはめると、ロス電圧(V)が算出できる。例として、ケーブルの抵抗値が200mΩで、20W充電(2.0A)するケースを想定してみよう。この場合、ケーブル(抵抗の両端)に発生する電圧(ロスする電圧)は、0.2[Ω]×2.0[A]=0.4[V]。この0.4Vがエネルギーロスとなり、熱となって消えることになる。

Z2

※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なっております。真似しないようご注意ください。

ライトニングケーブル検証まとめ

data_lightningcable_02

上記がライトニングケーブルの検証結果まとめ。これをもとに結論を6ページに記したので気になる方はぜひチェックを! ケーブル個別の検証については次ページから紹介している。ケーブル断面写真など、なかなかお目にかかる機会が少ないお姿を見られるので、あわせてご確認いただければ幸いだ。

結論をチェック!!