【Web漫画】隠れた良作シチュエーションコメディ! 『ミラクれ!微超能力部』 が地味におもしろいぞ

20160211manga

日々更新されるWebマンガ。大手出版社も本腰を入れ始め、その量たるやハンパな数ではなくなってきた。いくら我らがマンガ大好きジャパニーズだとはいえ、すべてを追いかけるには時間がいくらあっても足りないことだろう。積んどくことができない媒体なのも悩ましいところ。そこでmitokでは絶対に外せない注目作品を定期的にご紹介。Webマンガ、これを追うべし!

藤田まる美『ミラクれ!微超能力部』 チャンピオンクロス連載

『クジラの子らは砂上に歌う』などが話題になった秋田書店の少女漫画誌・ミステリーボニータ。ぱっと見は地味ながらイイ漫画が揃ってる印象で、そのボニータからWebに出張中なのが本作『ミラクれ!微超能力部』。こちらもわかりやすい華には欠けるものの、ヘンに技巧派の腕が光るショートコメディとなっております!

舞台はとある学校の片隅にある「微超能力部」。新入部員のメガネ男子・南くんは、自称超能力者の部長・由利が次々仕掛ける超能力なのか手品なのか分からないビミョーすぎる「微超能力」に振り回されっぱなし! そこに能力者気取りの中二病男子・黒石や幽体離脱が得意な幽霊部員・堂元も加わり、微妙な超能力を持つ部員たちがドタバタを繰り広げていく。

スプーン曲げ、透視、人体切断など、主に定番のマジックネタをお題に、部員たちがズレた掛け合いやボケを応酬する微妙な空気感が魅力の一話完結型ショートコメディ。スプーン曲げがお題なら、部長が力技でスプーンを曲げる⇒手品ですらねえ!とそれにツッコむ部員の首が180度曲がっている⇒部長が力技で首をグキッと元に戻す……といった感じで、「結局手品? 超能力?」ってとこをウヤムヤに、ちょっと含みを持たせた微妙な後味のオチをつけるフォーマットです。

2、3人の登場人物だけで小気味良く室内劇を回す手際はなかなかのもので、「かわいくて不穏なサイキック小劇場」というキャッチどおり、ちょっと演劇的なセンスに寄ったシチュエーションコメディ調の作り。派手さはないけどさっぱりした絵柄とブラックすぎないギャグセンスが嫌味なく、気がきいた小話を聞くような軽快さ。やはり良い意味で微妙なバランスを保った読み味が心地良いのです。

現在約30話程度も公開中ですが、1話6P前後で軽くさくっと読めるので一気読み推奨ッス!

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『ミラクれ!微超能力部』掲載情報

・作者:藤田まる美
・掲載メディア:チャンピオンクロス

 

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