冬の定番アイテム「貼らないカイロ」どれが一番ホット? ダイソー含む5製品の温度変化を調べてみた!

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暖冬と言われてますが、それでも早朝、深夜は「使い捨てカイロ」のありがたみを感じる程度にはブルっと寒いですよね。使い捨てカイロにはタイプやメーカーなどいろいろな種類があります。それぞれ使い方や記載されてる温度、持続時間などあれこれ書かれてますが、実際のところはどうなのでしょうか?

気になったので、「貼らないカイロ」をピックアップして、商品によって温度変化に特性があるのかチェックしてみました。

今回チェックした「貼らないタイプの使い捨てカイロ」

コンビニで手に入りやすいロッテ、オカモト、桐灰化学、興和の4社に加え、ダイソーで売っている「貼るタイプのカイロ」の温度変化をチェック。

検証① 温度変化

実験はカイロを使う状況を模したセットアップにカイロを並べて、5分おきにそれぞれの温度を測るという方法で行いました。環境は気温約13-15℃の直射日光や風の当たらない屋内で行い、カイロの配置は上昇気流などの影響がないように水平に並べました。

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カイロ周りのセットアップは体の代わりに厚さ1cmの木の板の上に温度計を設置して、その上に肌着を模した薄めの布と測るカイロを置き、さらに服&上着を想定してカイロの上からニット生地を4枚重ねました。

温度測定のためのセットアップは本来人体を模した環境が作れれば良いのですが、人間は一定の体温を持つ恒温動物なのでカイロが体温以下だと熱を与え、逆に体温以上の温度になると熱を吸収するという働きをします。短時間なら温水を入れたボトルでも使えば良いのですが流石に12時間以上は難しいので、今回はほどほどの断熱性と伝熱性を持つ木の板を人体に見立てて計測。

なので、今回の実験は人体で使った時に実際に得られる温度ではなくて、あくまでカイロごとの特性の差の比較程度として見てください。ちなみにJISなどの規格ではきちんとヒーターなどを備えた温水装置を使って測定しているようです。

一応今回は外気温の15℃程度に対し温度が高い=発熱があるという事なので、測った温度が低めでも体に貼って体温がある状況なら体温+カイロの発熱分で暖を取れる温度はあるという感じです。また、よくカイロを使う時に振ったり揉んだりしますが、その辺りはパッケージに記載されている使い方に準拠して、計測中は一切触らずに放置した状態で測定しました。

検証② 重量の変化

カイロは中の鉄粉が空気中の酸素と反応して発熱するので、どの位の変化があるのか一応それぞれのカイロの重さも使用の前後で計ってみました。ただ使用前後の重さは反応した酸素と元々持っている水分が蒸発した分の差し引きになるので、具体的に酸素が何g反応したかというのはちょっと不明です(結果としては全体的には重量増になっているようでした)。

まずは「貼らないカイロ」温度変化をチェック!

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貼らないタイプのカイロの結果を見ると、製品によって最高温度と温度変化の経過に差があることがわかります。最高温度は桐灰化学『桐灰カイロ』で45.3℃でした。公称値(63℃)と比べると低いですが、これは検証方法の違いによるものです(今回はあくまでも商品ごとの温度変化の差をチェックするのが目的)。

桐灰化学『桐灰カイロ』があったか〜いぞ!

2016021130▲今回の検証では桐灰化学『桐灰カイロ』がベリーホット。

検証方法の違いから公称値の温度は確認できませんでしたが、今回検証したカイロの中で判断すると、桐灰化学『桐灰カイロ』がもっとも暖かいカイロと言えますね。ダイソー製品はやや小さいこともあるのか、4時間過ぎから急激に温度が低下。長持ちはしないみたいです(ただし、108円6個入りなのでお得度は抜群)。

ちなみに公称値ベースで見ると、「貼らないタイプ」は「貼るタイプ」に比べて、全体的に最高温度が高め(70℃近く)で、かつ持続時間が長め(20h程度)のようです。それ故か重さが50g台と、重めのカイロがありました。成分はどちらも会社ごとに同じようです。

各カイロの特徴をチェック!