【Web漫画】黒人ボクサーが織田信長と天下統一? 『クロボーズ』は先が読めない期待の異色時代アクション!

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日々更新されるWebマンガ。大手出版社も本腰を入れ始め、その量たるやハンパな数ではなくなってきた。いくら我らがマンガ大好きジャパニーズだとはいえ、すべてを追いかけるには時間がいくらあっても足りないことだろう。積んどくことができない媒体なのも悩ましいところ。そこでmitokでは絶対に外せない注目作品を定期的にご紹介。Webマンガ、これを追うべし!

原作:富沢義彦 漫画:たみ『クロボーズ』 コミックアース・スター連載

織田信長といえば言わずと知れた有名戦国大名で、時代劇の人気者。アニメや漫画じゃ美少女になったり、戦国時代にタイムスリップしてきた現代人と絡んだりすることもしばしば。ここまでイジられた後ですと、『信長協奏曲』みたいに普通の高校生ならまだしも、世界ヘビー級王者の黒人プロボクサーが信長の時代にタイムスリップしてくるのは、ベタなのに一周回ってスゴいヒネリ方に見えるから不思議です。

主人公は巨漢のアフリカ系ボクサー、ヤーボ・モートン。ライバルをノックダウンしてついに世界ヘビー級チャンピオンに輝いたヤーボだったが、その次の瞬間、なぜか彼は2015年のアメリカから1581年の日本にタイムスリップ! 宣教師ヴァリニャーノの導きで織田信長に謁見したヤーボは、元の時代に帰る方法を探すため、拳一つで信長の家来として働くことになるのだが……

歴史ファンならお察しの通り、これは当時日本に渡来して信長に気に入られ召し抱えられた黒人奴隷・弥助という謎多き人物を題材にしたもの。その正体が現代のプロボクサーだったら? という歴史ファンタジーなのですが、現段階では故郷から時も場所も遠く離れた心優しき孤独のボクサーが、野蛮な戦に戸惑いながらも拳オンリーで戦い抜いていく、導入の奇抜さに反して王道の時代劇テイストなヒューマニスティックな空気感の作品です。

弥助は史料では本能寺の変を生き延びて以降の消息が不明な人物。そのあたりでどのような解釈が描かれるか、プロボクサーという設定がどう活用されるかが楽しみな期待作! ちゃっかり羽柴秀吉が女だったりするし、歴史ものというよりは大胆なハッタリがきいた時代ものの楽しみに注目したいところです。

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『クロボーズ』掲載情報

・作者:原作/富沢義彦、漫画/たみ
・掲載メディア:コミックアース・スター(毎月第3金曜日更新)

 

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