【Web漫画】少年ジャンプ+新作『ファイアパンチ』は、ハードな世界観で話題沸騰の期待作!

manga20160514

日々更新されるWebマンガ。大手出版社も本腰を入れ始め、その量たるやハンパな数ではなくなってきた。いくら我らがマンガ大好きジャパニーズだとはいえ、すべてを追いかけるには時間がいくらあっても足りないことだろう。積んどくことができない媒体なのも悩ましいところ。そこでmitokでは絶対に外せない注目作品を定期的にご紹介。Webマンガ、これを追うべし!

藤本タツキ『ファイアパンチ』 少年ジャンプ+連載

奇想天外な超能力の数々とその相性・発展形・組み合わせでお話を転がしたりケレン味を出していく『ジョジョ』的な能力バトル・ファンタジーはアニメや漫画でお約束。その魅力だけで上手くお話を引っ張り続けるのは実は結構難しいのですが、そんな能力者設定をがっつりとハードに用いて、バッチリのツカミに仕立てた少年ジャンプ+の新作が話題です!

生まれつき奇跡を起こす力を持つ「祝福者」が現れた世界。人々は、「氷の魔女」という祝福者の力により雪に覆われ続ける大地で飢餓に喘いでいた。そんな中、再生能力を持つ祝福者の兄妹・アグニとルナは、自らの腕を切り落として飢えた村人の食糧に供しながら、過酷な日々を生きていた。

彼らの村落に食糧を求めて訪れたのは、氷の魔女に対抗する国・ベヘムドルグの祝福者ドマ。村人の人肉食を知ったドマは、その能力「焼け朽ちるまで消えない炎」で住人を一掃する。目の前で妹ルナを丸焦げにされた兄アグニは、死ねない再生能力と死ぬまで消えない業火に苦しみ続け、やがて八年の時を経て炎を身に纏い制御する力を得る。復讐を誓い、絶え間ない炎の痛みと共に歩き出すアグニだったが……。

という感じで、異能力のアイデア自体はシンプルながら、それを継続的な効果、呪いとしてドラマや人物設定に組み込んだ仕掛けと緊迫感で読者を引き込む本作。飢え切った極寒の世界という青年誌的にソリッドな世界観が提示されたのち、主人公の妹キャラだけは唯一「兄さんと子作り!」と少年誌ラブコメな嬉しさを用意してくれるかと思いきや早速死に、「そりゃ復讐に燃えますわ」という説得力込みで、ガチでシリアスなお話に入り込ませるためにしっかりキャッチーな導入がなされております。

ハードかつドラマティックな導入に全力が注がれた感があり、続いての展開がまだまだ未知数ではありますが、力強い表現でメジャーを目指す気概と意気込みが感じられる一本。要注目です!

 ⇒今すぐ読む!

『ファイアパンチ』掲載情報

・作者:藤本タツキ
・掲載メディア:少年ジャンプ+

 

必読! おすすめ無料マンガまとめレビュー