【Web漫画】SF読み女子コメディ新作『すこしふしぎな小松さん』はネタ満載&完成度高しの期待作!

manga20160526

日々更新されるWebマンガ。大手出版社も本腰を入れ始め、その量たるやハンパな数ではなくなってきた。いくら我らがマンガ大好きジャパニーズだとはいえ、すべてを追いかけるには時間がいくらあっても足りないことだろう。積んどくことができない媒体なのも悩ましいところ。そこでmitokでは絶対に外せない注目作品を定期的にご紹介。Webマンガ、これを追うべし!

大井昌和『すこしふしぎな小松さん』 ヤングアニマルDensi連載

『バーナード嬢曰く。』『木根さんの1人でキネマ』など、本好き・映画好きといったマイナー趣味な女の子のこじれた自意識やジャンルあるあるネタを扱ったコメディは最近結構人気のあるフォーマット。とりわけそういうファンの自己言及ノリが伝統化してるSFを材に取った、楽しくなりそうな新作がヤングアニマルDensiで始まってました!

ひとつくくりでメガネの地味~な女子高生・小松さんは大のSF好き。なぜだかフツーな男子・宮内君がなにかと話しかけてくるけど、ついテンパッてSFファン全開でヘンな言動を繰り出してしまい……

表紙から作家名・作品名まで、ネタの出し方は至って直截的な直球SF読みコメディ。とはいえヘンに読者を限定せず、マニアックな固有名詞やキワネタは端的な解説を付して、読みたければ、という提示で興味を惹かせる処理が読みやすいポイントになっております。

宮内悠介やら機龍警察やら最近の話題作まで衒いなく、加えて「まだなんとなく読んでない枠として、山田正紀は絶妙だよね……」とか、「小川一水の例のシリーズはなかなか二冊目以降手を出す気には……」とか、若い世代のSFファンが共感できる感覚までカバーしてるのが特徴かも。

ちょい古いけどかっちりしていて暖かみもあるキャラデザインと背景の描き込みで、絵的な魅力も十分。ホームドラマ的なほのぼのした雰囲気と迫力のあるムチムチな女体描写の同居した作風が独特な作家さんでもあるので、今後はそのあたりどう舵を取るかもドキドキですね!

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『すこしふしぎな小松さん』掲載情報

・作者:大井昌和
・掲載メディア:ヤングアニマルDensi

 

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