【Web漫画】ゆるキャラ×バイオレンスホラー『PYGMALION-ピグマリオン-』が結構エグくて読ませる出来……!

manga20160627

日々更新されるWebマンガ。大手出版社も本腰を入れ始め、その量たるやハンパな数ではなくなってきた。いくら我らがマンガ大好きジャパニーズだとはいえ、すべてを追いかけるには時間がいくらあっても足りないことだろう。積んどくことができない媒体なのも悩ましいところ。そこでmitokでは絶対に外せない注目作品を定期的にご紹介。Webマンガ、これを追うべし!

渡辺千紘『PYGMALION-ピグマリオン-』 MAGCOMI連載

コミックブレイド、アヴァルス、EDEN、Beats、uvuと多数のブランドを抱えるWeb誌、マッグガーデンコミックオンラインがMAGCOMIにリニューアルされたのは去年末。多様なジャンルの作品が一堂に会してますが、中でも強烈なバイオレンス描写とキャッチーなモチーフで注目しときたい一本がこちらです!

全国のゆるキャラたちが一斉に各都市に集まる「全国ご当地マスコット祭り」。高校生のケイゴは大阪の会場に、弟・マコトと幼馴染み・アコと一緒に遊びに来ていた。ところが、謎のアナウンスと共にゆるキャラたちが怪物に変貌、来場者を虐殺し始める。迷子になった弟を探すケイゴだったが……。

ずばりふなっしーの着ぐるみが乱杭歯を剥き出しに人肉を食い千切ったり、ひょっとこ顔で全身の血を啜ったり、兎のマスコットが女性を犯しながら頭部を丸呑みにしたりと、昨今流行りのゆるキャラをホラー映画的な人形恐怖から捉え直したような、バイオレンスな描写の数々の鮮やかさは特筆モノ。コマ割りはかっちりと映像的で読みやすく、デスゲームもの的な今風のスレた感性を取り入れつつ古典的なドラマの立て方も両立させた作劇もバッチリです。

最新話では幼馴染みの父親が兎のマスコットのスゴい巨根に騎乗位で背中まで貫かれていたり、各話のヒキの強さもなかなか。ところどころで触れられるピグマリオン神話がいかにストーリーに絡んでいくかも気になります。作者さんは『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平氏の元アシスタントのようで、本作が初連載ながらクオリティには安定感アリ。力の入った最新型グロテスクホラー、ちょっと注目していきたい一作です!

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『PYGMALION-ピグマリオン-』掲載情報

・作者:渡辺千紘
・掲載メディア:MAGCOMI