金属針じゃない「紙針」ホッチキス、知ってる?

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ホッチキスといえば「金属針」というのが、長らくの文具の常識でした。そんななか「紙でできた針」を使う製品がある…。と聞いたので、早速ゲットしてみました!さて、はたしてどのようなものなのでしょうか?

使い勝手は良好! しかしお値段は…?

それがマックス株式会社から新しく発売された、このP-KISS10。「紙でできた針」だと聞かされていたので、「ちゃんと綴じられるのかな?」と不安に思っていたのですが

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使用感は、従来のホッチキスとまるで変わりません。

実際には、まず金属のカッターでスリットを開けた後、そこへ短冊のような「紙針」を通す。そして先端に付いている糊で環状に接着――という構造になっているので、10枚程度を束ねた書類でも、まったく問題ありませんでした。

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これが「紙の針」。金属のものより少し太いですが、ジャマになるほどではないですし、むしろ淡い色合いでちょっとカワイイかも? 紙でできているとはいえ、外すのにけっこう力がいるような丈夫さがあるので、普通の書類整理はもちろん、工作用途にも十分使えそうです。

そこで気になるお値段は……希望小売価格が6,800円(税別)。専用の紙針は900本で800円(税別)。ホッチキスとしてはかなり高級品でしょう。この価格設定で買い手いるの? と思ったのですが、いるんですね!

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紙針ホッチキスの真価は、優しさと気配り!?

どんなところに需要があるのか? それは食品と医療関係の職場なのだそう。実際に関連会社に勤める友人に聞いたところ、そうした職場では金属片が材料や機器へ混入するような事態は絶対避けなければいけないこと。そのため、会社によっては、クリップですら使えないこともあるのだとか。金属針のホッチキスなんて完全にダメですよね。

つまり「紙針」の登場によって、そうした職場でもようやく簡単に書類を綴じられる文具が手に入ったというわけです。パンチャーで穴を開けて紐を通す……そんな面倒とはおさらばです。

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食品でも医療関係でもない私が、紙針ホッチキスを買った本当の理由も、これを使っていれば、どんな業界の人と仕事をしても大丈夫! と考えたから。ビジネスでは紙資料のやりとりが多いですが、特に食品の世界の場合、金属針のホッチキスで綴じてあると受け取れない場合もあるのだとか。

ということでみなさん! 紙針ホッチキスを使うことが「優しさと気配りアピールに最適」という時代が絶対にきますよ~!!

<参考リンク>
マックス


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