【連載】祝・後藤真希結婚! 青少年がアイドルに恋する瞬間

アイドルに恋

アイドルよりもアイドルファンが好き! という歪んだ興味を持つ著者・久保内によるアイドルファンを何故か追う連載三回目。今回は、後藤真希結婚を記念して「人がアイドルを好きになるとき」。人を好きになるパワーって凄いなって感じていただければ幸いだ。

筆者は10年前からアイドルファンに会うたびに、「はじめてアイドルに恋した瞬間、そして変わった人生」について尋ねることにしている。

アイドルにハマっていく過程は、ある程度のレールが敷かれているが、最初にアイドルに興味を持ち恋に落ちるのは事故のようなもの。

それぞれに恋のキラメキ的なものがあり、話を聞けば聞くほどオリジナルな逸話がゴロゴロ出てくるものだ。そこで得られた回答は、本当にさまざまである。

人がアイドルに恋するとき

微笑ましいものでは、高校時代深夜ラジオファンで声優・丹下桜の声に悩殺され、熱狂的なファンになった男。彼は肥満児だったのだがラジオで丹下桜の好みのタイプが痩せ型のマッチョだと知り、数十キロのダイエットに成功した。

また、パフュームののっちのボーイッシュな魅力にやられた男は、彼女にふさわしい男になるためにファッションや立ち振舞に気を配り、チケット代などを捻出するために始めたバイトで同僚の女性から告白され付き合い、一緒にパフュームのコンサートに行った。

複雑な感情を筆者に巻き起こした例では、このようなものもあった。男子中学・高校と進学し、大学も工業系でまったく女性に触れ合う機会がないまま教職課程をとり卒業した男。共学高校の数学教師として赴任してすぐにAKBに出会い、「自分が送りたかった青春は、共学の高校にはなくAKBにこそあった!」と開眼して辞職。学習塾の教師として上京、追っかけにハマったという話。

次ページからは、その中でも珠玉のエピソードを紹介していきたい。