買って安心なUSB充電ケーブルはこれだ! 〜 低抵抗モデルを求めてガチ検証してみた

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誰もが日常的に使っているであろうUSBケーブル。その充電性能を気にしたことはあるだろうか。「ねーよ!」という人が多いと思われるが、ケーブル品質によっては充電時間や安定性などに差が生じることがある。ならば、なるべく高品質なUSB充電ケーブルが欲しくならないだろうか? そこで安くて優秀なやつを見つけるべく、ガチンコ比較してみたぞ。

充電には導通抵抗が低いケーブルを使う、これ常識

iPhoneやiPadをはじめ、今やほとんどのスマホやタブレットがUSB端子経由で充電する設計になっている。しかし、使用するUSBケーブルによっては「充電に時間がかかる」「満充電できない」といった問題が発生してしまう。これは、USBケーブルにいくつかの規格があり、モノによっては急速充電を想定していないため。

本来、USBケーブルの最大電流容量は0.5Aと規定されていた。そこにUSB充電器規格が制定され、10W(0.8A)充電、20W(2.0A)充電に対応する機器が出現。しかし市場に出回る多くのケーブルは2A充電などの高電流については配慮されておらず、機器によっては充電できないケースが出てくるわけだ。

充電に際して重要になるのがケーブルの抵抗値。この抵抗値が低ければロスなく電力を供給でき、大容量機器でも安定して急速充電できる。本企画では抵抗値を中心に各種USBケーブルの品質をチェックし、充電用ケ—ブルとして優れた品を選出しよう。

今回の検証でピックアップしたUSB充電ケーブル

・製品① iBUFFALO/BSMPC12U12BK
・製品② サンワサプライ/KU-RMCB1W
・製品③ ELECOM/MPA-AMBXLP15WH
・製品④ Owltech/OWL-CBJ15(B)-SP/U2A
・製品⑤ オズマ/IUCD-10SP05W
・製品⑥ オズマ/IUD-SP02
・製品⑦ センチュリー/スマートフォンUSB ケーブルタイプ充電器
・製品⑧ ノーブランド/フラットタイプ
・製品⑨ ノーブランド/u-098(KS-U31)

 

評価のポイント

導通抵抗の低さ

抵抗が低いほど電流が流れやすい。つまり低抵抗のケーブルならば安定して短時間で充電できるわけだ。充電用ケーブルではもっとも重要な指標となる。

2A充電時の電圧ロス

ケーブルの抵抗で熱となって失われる電圧。ここでは2A充電時のロスを抵抗値から算出している。

充電専用かどうか

充電専用のケーブルはデータ線が接続されていない。PCと接続してデータをやり取りするような用途には使えないことに注意してほしい。

シールドの有無

通信ケーブルを覆ってノイズを遮断するための機構。充電性能には関係がないが、通信ケーブルとしても使用するならばあったほうがよいだろう。

 

測定方法

導通抵抗の測り方

各ケーブルのUSB micro側に電源ピンを短絡したmicroコネクタ(メス)を接続。USB A端子側の電源ピン間にAgilent社34461A 6.5桁デジタルマルチメーターを接続し、4点抵抗測定を行った。

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電圧ロスの計算

ケーブルの抵抗値と電流をオームの法則(V=I・R)に当てはめると、ロス電圧(V)が算出できる。例として、ケーブルの抵抗値が200mΩで、20W充電(2.0A)するケースを想定してみよう。この場合、ケーブル(抵抗の両端)に発生する電圧(ロスする電圧)は、0.2[Ω]×2.0[A]=0.4[V]。この0.4Vがエネルギーロスとなり、熱となって消えることになる。

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それではいざ検証へ!!
(結論だけ知りたい人は4ページへ)

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