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お風呂のカビ防止には「薬剤のトリプルバリア」が効く!


この世界に生きている限り、カビの存在から逃れることはできません。たとえば、普段使っている風呂場を改めて見回してみると、そこかしこに黒ずみが……。悲しいけど、それが現実! しかし、適切に対処すれば、奴らを退けるバリアを張ることは可能です。今回は、風呂場のカビ退治について解説していきましょう。

目次

カビを好む環境を断ち切る!

風呂場のカビをやっつけたと思っても、しばらくすると「また同じところにカビが…」ということも少なくありません。これには2つの原因が考えられます。

  • 前回取り残したカビが復活した
  • カビが生息しやすい環境であるがゆえに、新たに生えた

というわけで、そもそもの話として、カビが好む環境を壊す! これこそがカビ対策の最大のポイントです。

用意するもの

・ジョンソン『カビキラー』

・ケンエー『消毒用エタノールIP』

・ライオン『ルックお風呂の防カビくん煙剤』

この3つの薬剤で、連携プレーを行います。

連携プレーでカビを徹底退治

風呂場のカビを徹底的に駆除し、再発を抑えるための手順は以下の通り。

カビが気になる箇所に『カビキラー』による泡スプレーを行い、5~20分放置。次亜塩素酸ナトリウムがしっかり定着させたのち、水でよく洗い流します。タイルの場合は、可能であればヒートガンで加熱すると相当な殺菌効果が期待できます。

『消毒用エタノールIP』と水を1:1で割って、スプレーボトルに入れ、消毒用エタノールスプレーを作成します。

この消毒用エタノールスプレーと布巾を使って、天井や壁を拭いていきます。換気扇もしっかり掃除しておきましょう。

こうして隅々まできれいにしたら、浴室内を一度しっかりと乾燥させます。

いよいよ、再発を防止するためのくん煙剤の出番。今回は『ルックお風呂の防カビくん煙剤』を使用しました。すべてのカビに…とまではいきませんが、高い殺菌性を誇る銀イオンを、定着剤とともに煙にして撒くことで、風呂場内はもちろん、換気扇や換気口の中などに長期間防カビ効果をもたらしてくれるのです。

浴室内に煙が充満! 換気機能がある場合は、一旦停止しておきます。ドアを閉じて90分待ち、その後、換気機能を再開させましょう。

この連係プレーをしてはじめて、風呂場のカビを一掃できるのです。ただし、くん煙剤の防カビ剤は1~2カ月は効果が持続するものの、水がかかる部分はどうしても流れ落ちやすく、早めに効果が落ちてしまう可能性も。定期的に使用して効果をキープさせることをお忘れなく。

今年の夏は、カビのない平和なお風呂タイムをお楽しみください!

※本記事は書籍『悪魔が教える 願いが叶う毒と薬』から一部抜粋し、加筆修正を加えたものです。本書では薬とつきあっていく上で知っておくとグンと便利に使える知識にくわえ、世間一般ではあまり語られることのない「裏の使い道」も言及! あんなことやこんなこと…、ヨコシマな願いも叶える薬について、真面目な本では語られない隠れた効能を解説した書籍です。毒と薬の世界にようこそ!

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