もじ鉄が感心する「相鉄デザイン」の上質さ

もじ鉄、知ってますか? 撮り鉄、乗り鉄、呑み鉄(マイナー?)の鉄です。鉄道にまつわる「文字」に魅せられたひと。ざっくりいうとそんな感じですかね。

もじ鉄のための情報サイト「もじ急行」を運営する石川祐基さんによると、主なターゲットはプラットフォームの駅名標。日ごろ意識せずに見ている人がほとんどだと思いますが、駅名に使われるフォント(書体、写植もある)やデザインって、鉄道会社それぞれの味があるんです。しかも、その味は時代とともに少しずつ変わってきています。とくに最近は、2020年の東京オリンピックに向けて変化が激しいのだとか。新旧が入れ替わる変革期にあるんですね。

そんなディープなもじ鉄ワールドの楽しみ方を石川さんにレクチャーしてもらいました。

第5回は「相模鉄道の文字」。相鉄ユーザーのみなさま、ぜひここでご紹介するポイントを押さえて、駅の文字をチェックしてみてください!(バックナンバーはこちら

 

POINT 01|上質さと丁寧さ。

コーポレートカラーと同様に青とオレンジの組み合わせが上質な駅名標は、和文に “ヒラギノ角ゴ” 、欧文に “Rotis SemiSans” 、そして駅番号の数字には “Stone Sans” と3種類の書体を使い分け。なお路線記号の “SO” は C.I.(ロゴ)の一部を使用し、会社全体としての統一が図られている。

POINT 02|まるで間接照明?

駅名標、番線標を含む相鉄のサインシステムは、一般的な内照式看板ではなく外側から明かりを照らす間接照明スタイル。女性的で美しいラインを描く “Rotis SemiSans” の魅力を、より引き立たせてくれる。

POINT 03|次の100年の相鉄へ。

2017年12月の創立100周年に向けてスタートした “相鉄デザインブランドアッププロジェクト” によって登場した新しいサイン類には、数字に “DIN” をベースとしたオリジナルの書体を見ることができる。

乗車位置案内も “相鉄デザインブランドアッププロジェクト” によってリニューアル。「トレンドに左右されず、これからの100年を創る」をコンセプトに進化をする、新しい相鉄の未来にワクワクが止まらない。

※掲載中の駅名標等は現存しない場合がございます。また、書体は石川祐基氏が調査したものであり、実際と異なる場合がございます。

もじ鉄案内人|石川祐基 グラフィックデザイナー

1987年東京都生まれ。東京工芸大学芸術学部中退。アニメーション・デザイン制作会社を経て、2016年より「もじ鉄のための鉄道と文字のウェブマガジン もじ急行」を制作・運営。2017年にデザイン事務所「デザイン急行株式会社」を設立。おもな仕事に、NHK「キッチン戦隊 クックルン」、新江ノ島水族館「えのしまんず」、アイドルユニット「神宿」ロゴデザインなど。Web・SNSはこちら → もじ急行TwitterInstagram

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