こたつ放置で「自家製納豆」を作ってみた

正月休みの過ごし方といえば、家にこもってこたつでゴロゴロするのが鉄板! 一日中付けっぱなしにしていることも多いかと思いますが、この暖かいおこたを使って意外な食品を自作できるってご存知でしたか?

ということで今回は、「こたつを使った納豆の作り方」をご紹介。ちょっと時間はかかりますが、基本はこたつに入れて放っておくだけで大量の納豆が作れちゃうんです。休み期間に家族みんなで食べるオヤツ用にいかがでしょうか?

材料は市販の納豆と大豆だけ!

用意するのは乾燥大豆(お好みの量)と市販品の納豆(1パック)だけ。あとはお家にあるこたつと、大きめのボウルや紙コップもあると便利です。

まずは大豆をたっぷりの水に一晩漬けておきます。時間が経つにつれてグングン吸水されるので、水かさは大豆の総量よりも多めで。写真の量ではちょい少なかったので、大きめのボウルを使ってギリギリまで注いでおくのがおすすめです。

一晩水に漬けた大豆を、鍋で30分ほど煮ます。指でつまむと潰れるぐらいまで柔らかくなったらOKです。圧力鍋があるとラクですが、なければ普通にフライパンなどでフタをしてじっくり煮込んでも問題ナシ。

大豆の煮汁を切ったら、なるべく深さ2~3cm程度の浅めの容器に入れます。大豆が熱い状態のまま、ここに市販の納豆1パックを投入し、大豆全体と混ぜ合わせましょう。ちなみに1食分ずつに分けて作りたい場合、紙コップに小分けするのがおすすめです。

容器に軽くフタを乗せるか(密封はNG)、いくつか空気穴を空けたアルミホイルでフタをします。こたつに入れるので臭い対策や保護のため、容器をタオルで包んでおいても良いかと思います。

こたつで保温して発酵させたら…自家製納豆が完成!

あとは容器をこたつに入れ、24時間ほど保温します。こたつ内の温度が30~40℃程度になるよう調整してみてください。ちなみに今回は格安の一人用こたつユニット(出力がメチャ弱い)しか無かったので、上に乗せて布団に包んで作ってみたのですが……ちゃんと完成してくれました! 一人暮らしの方でもバッチリ作れますよ。

表面が若干白くなって、大豆が糸を引いていればOK! 今回は吸水が弱くて硬さが残ってしまったものの、お味はしっかり美味しく仕上がりました。臭いがキツい場合は冷蔵庫で数時間寝かせ、食べきる目安は冷蔵保存で1週間程度でしょうか。正月中にこたつでつまむ間食用におすすめです!