ダイソーの「200円スマホUSB充電器」をガチ検証してみた結果

100円ショップのダイソーで販売されている『ACアダプターUSB充電』はご存じでしょうか。

スマホをUSB充電するときに使うACアダプタですね。200円の1.0A出力タイプ、300円の2.4A出力タイプがあり、それぞれにiPhone用とAndroid用が用意されています。

200円でも300円でも随分とお安いわけで、お値段なりの出来なんだと思いますが、一応ガチ検証でチェックしてみました。今回は200円・1.0Aタイプ。気になる方はご参考にどうぞ〜。(ちなみに正式な商品名は、2.4A出力タイプは「ACアダプターUSB充電」、1.0A出力タイプは「USB充電ACアダプタ」。表記ゆれが激しいので統一してほしい)

 

ガチ検証人|ハンダマスターかしま

ダイソー|USB充電ACアダプタ(iPhone用・Android用)|各216円

iPhone付属のUSB充電ACアダプタと似た形状。

内部基板・表|iPhone用(写真上)・Android用(下)

内部基板・裏|iPhone用(写真上)・Android用(下)

内部基板は電流値の同じ充電器間で共通であり、空きランドへのチップ抵抗配置を変えて Android用は short属性、iPhone用は 1Aとして設定されていた。

負荷テスト

4.5V降下時の負荷、保護切断時の負荷をチェック。

リップル電圧(ノイズ)

スイッチング周波数が 50KHz程度と低く、1A(5Ω)負荷時のスパイクノイズは 0.91Vp-pと高め。

検証結果

  • 製造国|中国
  • 型番|KO-16P-10 G208
  • USBポート数|1
  • コントローラ|(不明)M-5A6
  • 識別電圧
    • iPhone用|Apple 1.0A
    • Android用|short
  • 1.0A負荷時電圧|5.16V
  • 最大供給電流
    • ポート合計|1.14A(推定規定値1.0A)
    • 過電流保護|1.26A
  • ヒューズ|なし
  • 自動保護|あり

総合評価 ★★☆☆☆(2.5)

結論からいえば、ダイソー製200円『USB充電ACアダプタ』(iPhone用・Android用)は “値段分の働きはしているUSB充電器” だろう。ノイズがやや気になったが、買おうとする人を止めるほどのものではない。

負荷テストでは、推定規定値 1.0A に対し、4.5V降下時は 1.14A、過電流保護は 1.26Aで発生した。余裕のない作りではある。2.0A級の急速充電用としては使えない点には注意してほしい。

細かく気になる点は、スイッチング周波数が 50KHz程度と低く、1A(5Ω)負荷時のスパイクノイズは 0.91Vp-pと高めなところ。充電しながらの音楽再生に影響が出る可能性がある。ただし、電源ノイズを起因とする再生ノイズは、Bluetoothイヤホンを使用する環境では影響しない。スマホ → Bluetoothレシーバー間の通信がデジタルなのと、アンプの電源系統(レシーバーの充電池)が違うからだ。iPhone 7以降の Lightningイヤホンを使用する場合は、電源は親機器の供給であるので、二股Lightningアダプタなどで充電しながらの再生では電源からノイズが回り込む可能性は無いとも限らない。

※本企画における検証方法、結果の評価は編集部独自の基準によるものです。検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、商品購入前のひとつの検討材料としていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なっております。真似しないようご注意ください。