【Steamおすすめ】ファウル プレイ(日本語対応)〜 客が盛り下がるプレイ禁止だから! 華麗な舞が求められる劇場型アクション

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世界中のゲーマーたちが愛用するPCゲームダウンロードポータル「Steam」。とにかく頻繁にセールが実施され、人気作も最新作も安くゲットできるオトクなサービスですが、配信タイトルが超膨大なせいで、どれで遊んでいいのかわからない! そこでSteamマニアな筆者が、いままでプレイした中からおすすめのタイトルをご紹介。本日は劇場型ベルトスクロールアクション『Foul Play(ファウル プレイ)』です!

『ファウル プレイ』インフォメーション

・ジャンル:ベルトスクロールアクション
・日本語対応:対応(UI)
・デベロッパー:Mediatonic
・パブリッシャー:Devolver Digital
・価格:1,480円
ダウンロードはこちら

イギリス紳士のドヤ顔スタイリッシュアクション

ファウル プレイ(Foul Play)』といっても野球ゲームではない。『ファイナルファイト』や『熱血硬派くにおくん』といったベルトスクロールアクションの流れを汲んでいて、日本ゲームに近い感覚で楽しめる。いわゆる洋ゲーだが、インターフェースやセリフ字幕などは日本語に対応しているので安心してプレイ可能だ。

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主人公は悪魔(デーモン)ハンターのバロン・ダッシュフォース。悪魔ハンターといえば日本ならバリバリのイケメンになるところだろうが、山高帽とモノクル(片眼鏡)のナイスミドルであるあたり、さすが紳士の国・イギリスで作られたゲームだ。

このゲームはちょっと変わっていて、ダッシュフォース氏がこれまでの自分の戦いを劇場で演じる、という設定になっている。劇場と言えばお客さんたちがいるわけで、何よりも大切なのは観客をヒートアップさせること。いわゆる体力やHPといった概念が無く、プレイに応じて上下するお客さんの興奮度がすべての評価基準なのだ。

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お客さんの興奮度を上げるためには、敵をただやっつけるだけではいけない。ギリギリで攻撃を回避したり、華麗な連続技を決めるようなエキサイティングな戦いが求められる。逆に、ひたすら逃げ回ったり、敵にボコボコにされたりするような寒いプレイをするとお客さんが退屈してしまい、興奮度が低下。あまりにも興奮度が下がると公演終了=ゲームオーバーとなってしまう。『スタイリッシュでハイリスクな戦いをしつつ、敵にもやられないようにする。「両方」やらなくっちゃあならないのが「悪魔ハンター」のつらいところだな……』というわけだ。

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ポイントとなるのが「パリィ」のアクション。攻撃してこようとした敵を引っつかみ、飛び道具を跳ね返し、ボスの攻撃を防御するといったスタイリッシュな戦いに必要なアクションがボタンひとつで楽しめる。慣れればすぐに、正面の敵をボコボコにしつつ背後から忍び寄ってきた敵に「パリィ」からの連続技を決めるようなカッコイイ戦いができるようになる。スリリングに敵を倒したときのドヤ顔感、オレ強ェェェ感が、このゲームの大きな魅力なのだ(ちょっと『ベヨネッタ』あたりのスタイリッシュアクションに近いかも知れない)。

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設定とルールはちょっと独特。だが、プレイの感じ自体は冒頭に挙げたような、古き良きベルトスクロールアクションのそれなので、安心して楽しんでもらいたい。いつの間にかダッシュフォース氏がカッコ良く見えてくること請け合いだ。

<参考リンク>
Steam
Steam|ファウル プレイ

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