ダイソーのIHヒーター用「おそうじ消しゴム」で汚れは落ちるけど……?

キッチンでIHヒーターをお使いの皆さん。トッププレートのコゲつきに困っていませんか?

しつこいコゲつきをこするだけで落としてくれるというのが、100円ショップ ダイソーのお掃除ブランド「落ち落ちV」シリーズ『おそうじ消しゴム(IH用 落ち落ちV)』という商品です。

商品パッケージによると、消しゴムでこするようにゴシゴシやるだけで焦げ付きが落ちるというのですが……これ、ちょっと大変だったんです。

ダイソー|おそうじ消しゴム(IH用 落ち落ちV)|108円

おそうじ消しゴム本体は、たて4cm・よこ2.3cm・高さ1.1cmと一般的な消しゴムとほぼ同サイズ。素材は研磨剤入り塩化ビニル樹脂というもので、手触りは”硬いゴムの板”といった感じ。力を入れるとなんとか曲げられる程度の硬さです。

この樹脂の塊で、本当にこげを落とすことはできるのでしょうか?

コゲの落としっぷりを検証してみた

こちら、すぐにこげつきが発生するのでおそうじを諦めてしまったIHトッププレートです。買ったばかりのスポンジの硬い面でゴシゴシこすっても落ちなかった、しつこいコゲつきです。

『おそうじ消しゴム』は使用前にこげ付きの油分を落とす必要があるので、中性洗剤を含んだ濡れ布巾で表面を拭き掃除してからごけ落としを開始します!

『おそうじ消しゴム』の効果を検証するため、“ウタマロクリーナー+丸めたアルミホイル” という、日ごろ実践している方法と比較してみました。「ウタマロクリーナー」は、汚れがよく落ちると人気のクリーナーで、丸めたアルミホイルでこする方法はネットでも話題になりましたね。

こげの上部を “ウタマロクリーナー+丸めたアルミホイル”、下部を水で濡らした『おそうじ消しゴム』でゴシゴシとこすってみて、『おそうじ消しゴム』の実力を検証していきます!

10分後

……えっと……いかがでしょうか、汚れは落ちているでしょうか? 上部はほぼ変化がないように見えますが、下は若干落ちてきているようです。とはいえこれでは「落ちた」とはいえないので、まだまだ頑張りますよ。

しかし、まさか10分もこげと格闘することになるとは。専用の道具を使えば簡単に落ちると思っていたので、少し残念な気持ちになってしまいました。まあ、こまめに掃除しておけばここまで苦労することもなかったのかな……と息切れしながらも反省。

30分後

いかがでしょうか。こげの下部の『おそうじ消しゴム』でこすったほうが、明らかにきれいに、こげが薄くなってきていますよね。

正直、30分は長いです。合間にコーヒーを飲んだり作業中のBGMに変化を出しつつ、なんとか30分間頑張りました。ああ、疲れた〜〜〜!

一部にこげは残ってしまっていますが、下部は汚れていない部分と同じくらいの色に戻すことができました。勝負は、ここで一旦終了にします。

“ウタマロクリーナー+丸めたアルミホイル” も健闘しましたが、『おそうじ消しゴム』には及びませんでしたね。『おそうじ消しゴム』の勝利です!

『おそうじ消しゴム』は、これを買うだけですぐにIHヒーターがピッカピカ!と言えるほど劇的にお掃除を楽にする……とは言えない結果にとどまりましたが、ほかの方法でふうふう言いながら掃除することに比べればラクにはなりそうです。一番はこまめな掃除でしょうが、いざというときの最終手段として覚えておいて損はないと思いますよ!

まとめ

『おそうじ消しゴム』は、こげの油分を拭き取ってから、本体に水をつけて少しづつこすってコゲを落とします。しつこいこげは落とすのに時間がかかるので、ご注意を。

  • IHヒーターのトッププレート以外ではコンロ周り、鍋、フライパンなどのコゲにも使えます。
  • 『おそうじ消しゴム』とおそうじ面を水で濡らし、傷をつけないよう軽い力で少しずつこすります。浮き出た汚れは水で洗い流します。
  • 『おそうじ消しゴム』無しでIHヒーターを掃除するのに比べると効率的だが、パパっとキレイになるということはなく、それなりに努力が必要

商品情報

  • (使用に適していないもの)くもりどめ加工・撥水加工・フィルム加工などの表面加工品/すりガラス・エッチングガラスなどの特殊加工ガラス/樹脂製の鏡・ガラス・板/メガネ・レンズ/車/樹脂製品/メッキ・塗装面/木製品/軟質な石材

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