ダイソーの “接着剤で貼る壁掛けフック” は跡残りがイヤな場所にいいかも
100円ショップのダイソーで販売されている『壁紙に貼れる壁紙用フック』をご存知でしょうか?
家の中でちょっとしたものを引っ掛けておくフックが必要な場面は度々ありますが、ネジやピンで壁に穴を開けたり、はがしたときに接着剤の跡が残ってしまうのは避けたいですよね。こちらの壁紙用フックは、特殊な接着剤を使うことではがし跡が残りにくいのが特徴とのこと。確かに場所を選ぶものの、役立つシーンはありそうなアイテムです。
ダイソー|壁紙に貼れる壁紙用フック|108円
『壁紙に貼れる壁紙用フック』は半透明のフック2個と専用接着剤がセットで108円(税込)。耐荷重は1kg。フックの材質はポリエチレン、接着剤が変性シリコーン。フックのサイズは幅約40mm×高さ約54mmとなっています。ちなみに、同じシリーズで「耐荷重500g(4個入り)」と「耐荷重2kg(1個入り)」も販売されています。
接着剤を塗って貼り付けるタイプ
パッケージを開けてみますと、フックの裏面にはこのように接着剤をつけるための細い溝が刻まれています。
使い方は、密閉された接着剤の口にフタのとがった部分を指して穴を開け、フックの裏面の溝に沿って接着剤を塗っていきます。
フックを取り付ける壁はあらかじめ汚れやホコリを取ってきれいにしておきます。そこへ、接着剤を塗ったフックをペタリ。そのまま手で30秒ほど押さえます。接着剤の隙間の空気を抜くように、じんわり押すのがポイントです。接着剤がはみ出してもここでは気にせず、固まってから取り除きましょう。
あとはそのまま24時間以上放置します。
しっかり壁に固定されます。あとはお好きなものを引っ掛けておくだけ(耐荷重は1kg)。
一週間後にはがしてみる
ここまでは通常の接着剤タイプのフックとあまり変わりません。違うのはフックをはがすところです。本当にきれいにはがすことができるのでしょうか。接着から1週間ほど経過したものを実際にはがしてみました。
はがす際は、フックの引っ掛け部分を片手で支え、反対の手で端からめくるように外していきます。
思った以上に簡単に外れ、壁に接着剤だけが残ります。これもペロンとはがすことができます。
跡を残さず、きれいにはがすことができますよ。
取り付け場所によっては後が残るので注意
このフックを取り付け可能なのは「ビニル製の壁紙、ステンレス、タイル、ガラス面」となっています。ビニル製以外の壁紙、模様のあるステンレスやタイル、コンクリート壁や布・レンガなど凹凸のある面などは不可。また、レンジやストーブのそばなど高温になる場所も使用できません。
紙製の壁紙で試してみたところ、壁紙が破れることはありませんでしたが、接着剤がはがしにくく、少し跡が残ってしまいました。
取り付け場所は多少選びますが、あとできれいにはがしたい場合には便利に使えるのではないでしょうか。