PS3派のためのデュアルショック3非公式延命術 〜 買い換えよりバッテリー交換のほうがお得!

2015050802

据え置きゲームハード、PlayStation 3で止まってませんか? PS4の世界出荷台数が2,000万台以上、日本国内でも130万台超……なんて破竹の勢い的な話題を耳にしても、遠い世界の話のよう。自分はPS3で十分ですので、と結論を出している人も少なくないかと思います。(『Bloodborne』めっちゃおもしろいのにまだPS3で消耗してんの???? とか口走りそうなPS4派は落ち着いてください)

そんな“PS3で結構です派”(あとPS3作品を遊び続けたいPS4メイン派)の方にちょっとお得なメンテナンス技をご紹介。PS3用コントローラ「デュアルショック3」のバッテリーを交換してお安く延命、というネタです。

※本記事の内容を実行する場合は自己責任でお願いします。実行にともなう不具合等について編集部は一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。

デュアルショック3のバッテリーは自力交換!

PS3専用コントローラ「デュアルショック3」はバッテリー駆動タイプのワイヤレスコントローラ。よく出来たゲームパッドですが、バッテリーが次第に劣化してくるのが難儀なところ。当初は連続12時間くらいは保っていたのに、いまや数分すら……なんて状態の人もいるはず。USBケーブルを常時つなげて給電プレイするのは不便ですよね。かといって買い換えると4,000円くらいするし……。

そこで、どうせなら自力で新しいバッテリーに交換してみてはいかがでしょうか。保証対象外となってしまうものの、交換用バッテリーは非公式ながらネット通販で1,000円程度で手に入るので、買い替えよりは安く済みます。あとはちょっとした手間を惜しまなければ……!

アマゾンで交換用バッテリーを購入

2015050807

デュアルショック3の交換用バッテリーをアマゾンで注文(「DUALSHOCK バッテリー」「LIP1359 互換」などで検索)。本企画ではバッテリー販売で有名なロワジャパンから1,000円程度で購入しました。届いてみると容量は標準容量(610mAh)の約3倍の1,800mAh。持続時間の劇的アップが期待できそう。

交換作業

2015050803

▲プラスドライバーを使ってコントローラ裏面のネジをすべて取り外す。

2015050804

▲内部を確認すると、バッテリーが基板中央に堂々と設置されているのが見える。

2015050805

▲バッテリーは基板上のガードに簡易設置されている形で、ケーブルをコネクタから外せば簡単に取り外せる。ついでにこのときに震動モーターまわりのゴミを取り除いておくとよいかも(本当に汚い……)。

2015050806

あとは用意した新バッテリーのケーブルを接続し、基板に設置すればOK。ボディを閉じて作業完了となる。自力でバッテリーを交換すると、不思議なことに妙な愛着が!

おまけ)バッテリー形状、ちがくね?

2015050808

実は製造時期によってデュアルショック3の内部仕様が異なっていることがあります。バッテリーを固定するガイドが基板から取り払われ(おそらく軽量化のため)、バッテリーに付いているツメを基板の専用穴にはめ込むタイプとなっているものですね(写真内左)。そこにツメ無しバッテリーを導入する場合は、デュアルショック3のもう一対のボディの裏側に両面テープで貼り付ければひとまずOK。筆者はこの方法でなんとか使い続けています。