コンビニで売ってるモバイルバッテリー性能ってどんなもん? ガチ検証してみた
スマホのバッテリーが尽きた! どうしよう! コンビニで充電器買わなきゃ!
となるケースはあるかと思います。そんな緊急事態にコンビニは心強い存在ですよね。でも、モバイルバッテリーはそう安くはない買い物。いま必要だということはわかっていても、値段を見て躊躇することはあるでしょう。たぶん飛び抜けた性能は望めない。だから、せめてなるべくいいものを選びたい。
というわけでガチ検証してみました。
コンビニで買えるモバイルバッテリーの性能はどんなもんなのでしょうか。 買っても損しないものはいったい!?(編集部)
テストした製品
2,000円以下のリチウム充電式3製品と1,000円前後の電池交換式4製品をチョイスした。
- 製品① リチウムチャージャー1A 2300 FL14S3(多摩電子工業)
ファミリーマートで1,890円で購入 - 製品② スマートフォン リチウム充電池2600 M4506C(TOPLAND)
サークルKサンクスで1,923円で購入
- 製品③ ビジネスカードチャージャー BC12-01(CENTURY)
ミニストップで1,944円で購入 - 製品④ 電池3本交換式チャージャースマホ用 FD31S(多摩電子工業)
ファミリーマートで980円で購入 - 製品⑤ スマートフォン充電器 電池交換式 SFT-03(TOPLAND)
セブン−イレブンで1,008円で購入 - 製品⑥ ヘラクレススマートフォン(CENTURY)
ミニストップで1,027円で購入 - 製品⑦ リチウム電池交換式チャージャー スマホ用 FD30S2(多摩電子工業)
ファミリーマートで1,317円で購入
検証① 持続時間
500mAの負荷で終止電圧(電力供給の限界となる電圧、モバイルバッテリーの場合は4.5V)に下がるまでの時間を計測した。
▲セメント抵抗10ΩをUSBコネクタに接続し、電圧変化をデータロガーで収集。持続時間を調べた。
検証② 最大供給電流
流せる電流の量を4.5Vに下がるまで負荷をかけて調べた。
▲電子負荷回路に、シグナルジェネレーターで生成した負荷制御電圧を入力、実電流と充電電圧をデータロガーで収集。
検証③ 分解
念のため分解して内部構造、使用している充電池などを検証。あわせて日常的な使用に耐えられるのか、USBコネクタの固定強度も確認した。
※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なっております。真似しないようご注意ください。
というわけでガチ検証スタート!
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