マクドナルドのフライドポテトはどのサイズがお得? 量と本数を調べてみた(2015年6月版)
マクドナルドのフライドポテト(マックフライポテト)、おいしいですよね。ハンバーガーにかぶりついてコーラを流し込んで、こんどはポテトを口に放り込む、というサイクルにジャンクなしあわせを感じませんか。感じる人もいるんです。
そんなマックのポテト好きにとって気になる、ポテトの量問題。S、M、Lで、どのくらい量がちがうのか。単品で頼むならどれがお得で、バリューセットならどうなのか?
というわけでちょっくら検証してみました!
しらべ方
マクドナルド店舗でフライドポテトのサイズS・M・Lを各3個購入し、パッケージを除くポテトの重量をデジタル計量器で測定。加えてポテトの本数を数え、その平均値を各サイズの重量・本数としました。ちなみに本数については、欠片みたいな短いものも一本として計上。カリっとしておいしいので。
価格について
フライドポテトの単品価格は店舗によって異なります。本企画で前提とする価格はSサイズ150円、Mサイズ270円、Lサイズ310円。なお、2015年6月18日現在、Mサイズの価格幅は250円~290円、Lサイズの価格幅は300円~340円だそうです。
※掲載した価格、数値は2015年6月11日時点(為替相場1ドル=123.39円)のものです。計測は簡易的な方法によるもので精密なものではありません。また、すべての店舗で同様の結果となることを保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。
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というわけでまずは以下が測定結果です。
本数を調べる作業はなかなかしんどいものがありました。手につく油に塩、部屋に充満するニオイ。そしてコツコツ数えてわかったこと、Sサイズはだいたい50本、Mサイズはだいたい80本、Lサイズだと110本くらいのポテトが詰まっています。30本ずつの増量……なんとなく雑な知識的におぼえておくと役に立つことが万に一つあるかないかもしれません。そんなわけで、以下が今回の調査でわかった内容であります。
▲集合写真
単品で注文するなら「Lサイズ」がもっともお得!
▲増減率はSサイズが基準
ポテトを単品で注文した場合のコスパを見ると、100円あたりの重量が49.47グラムの「Lサイズ」がもっともお得ということになります。まぁ、単品注文ではどのサイズを選んでも、値段アップ分またはそれ以上の増量が見込めるので、損をすることはありませんね。
▲高コスパなので損得に悩まず注文できるLサイズ。でもカロリーには悩むかもしれません。
バリューセットで「Sサイズ」にするとかなり損!
▲増減率はMサイズが基準
ポテトは単品で注文するより、ハンバーガーとのセット「バリューセット」(+300円)で注文する機会のほうが多いと思います。バリューセットにはポテトとドリンク、基本的にそれぞれMサイズのものが付けられますが、ポテトをSサイズにすると50円引き、Lサイズにすると50円追加に。となると気になるのが値段の増減とポテトの分量が釣り合うか? という点ですね。
で、調べてみたところ、Lサイズセット(350円)にアップデートすると、値段約16%アップに対し、重量は約31%アップとかなりお得な結果に。一方、Sサイズセット(250円)にダウングレードすると、値段約16%ダウンに対し、なんと約44%もの重量ダウン。
うーん、バリューセットにするなら、ポテトをSサイズに変更することだけは避けたほうがよさそうですね。お得度的に。
▲金銭的な問題とかポテトがあんまり好きじゃないとか、そんな感じの理由があればSサイズに……。
では結論。
・ポテト単体で頼むならLサイズがコスパ最高
・バリューセットでポテトをSサイズに変更すると損、Lサイズへの変更はアリ
以上、冷めてもマクドナルドのポテトはおいしいなーと改めて思ったレポートでした。為替レートの動きなどを見て、またそのうち検証してみたいと思います。
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ぜんぜん関係ないおまけ
▲むかし、こんなポテトのおもちゃをもらいました。
▲目玉おやじが飛び出すやつ(どれかのポテトを押し込むと飛び出ます。『黒ひげ危機一発』みたいなやつで、名前は『ポテトでかくれんぼ』)