お酒好きは行かなきゃ! 「原価BAR」なら高級ウイスキーも原価で飲めるというハナシは本当だった
食べ物同様、お酒も安いものから高いものまでピンキリですよね。
とくに現在は日本のウイスキーがマッサンブームや世界のコンテストで高評価を得るなどして大人気。余市や竹鶴、響や山崎など、同じウイスキーの銘柄でも年数によって値段が全然違うので、試してみたいと思う方も多いことでしょう。
でも、グレードが上がるにつれ、ボトル1本の値段も10万円を軽く超えるなど、試そうと思ってもまず無理! まぁ、それ以外にも「いろいろなお酒を試してみたいなー(それも格安で!w)」と常日頃思っていたのですが、その願いをかなえてくれそうなお店がありました。それが、今回紹介する「原価BAR」です。どんなお酒も原価(仕入れ値)で出すとWebにも記載してあります。
今回行ってみたお店「原価BAR GINZA」
・住所 東京都中央区銀座7-2-14第26ポールスタービル2F
・TEL 03-6280-6314(予約可)
・営業時間 月〜土 18:00〜翌05:00 日祝 17:00〜23:00
・年中無休
・Webサイトはこちら
お高いお酒も原価で提供できるヒミツ
「えっ? 原価でお酒出したらもうけないじゃん!」と思いますよね。いや、普通は絶対に思います。騙されているのじゃないかって(笑)
原価バーでは、お酒や食べ物を原価で提供してくれる代わりに最初に入場料を払うんです。これが店の利益だそうです。店舗によっても異なりますが、今回訪れた原価BAR GINZAの場合は2,500円です。
最初に2,500円払うとなんだか損した気分になってしまいますが、そこからメニューを見るとこれが覆されます……というかビックリ!
メニュー例
・プレミアムモルツ 生 220円
・コロナ・エキストラ(ライム付) 260円
・アーリータイムス 70円
・山崎 210円
・白州 210円
・角ハイボール 100円
・マティーニ 170円
・ギムレット 150円
・チャイナブルー 260円
・ジャックローズ 280円
ビールにバーボン、ウイスキーにカクテルと、普通のお店とは明らかに違う価格が記載されています。普通のバーなら、コロナ700〜800円、山崎や白州の年代物でなければ600〜900円、マティーニやギムレットといったカクテルなら800円〜とかが相場でしょうか。
さらに付け加えると、銀座という立地からそれ以上の価格を設定しているところも多々あります。チャージ料金(席代)も1,000〜2,000円ほどかかるお店が多いです(それでウイスキー3、4杯を注文したら会計は軽く4,000円を超えることもざら)。
原価BAR GINZAの店長である山岸さんに聞いてみても「当店だと3杯以上召しあがっていただけると、かなりお得度も高いかと思います」とのこと。原価なので、飲めば飲むだけ他店に比べてお得ということですね。
さらに同店はウイスキーやブランデーのラインナップが豊富なので、ほかではめったに飲めない超高級酒を原価で楽しめます。ボトル1本何十万円もするものをポンと購入して試すわけにはいかないですしね。
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