ランパス対抗にはまだ早い? 『ワンコインランチ[食べログ]』を東京・神田エリアで2週間使ってみた。
ランチが500円になる! という絶妙なお得感で話題のランチパスポートの食べログ版、と言えばわかりやすいでしょうか。『ワンコインランチ[食べログ]』というサービスがあります。徐々に使用可能エリアを拡大しているので、編集部のある東京・神田界隈で2週間ほど利用してみました。
果たしてこのサービス、「あり」なのか? さっそくご報告したいと思います!(関連記事『妙な不安を抱えつつ『ランチパスポート神田・秋葉原』を2週間ほど使ってみたら、やっぱりお得だった』)
ワンコインランチ[食べログ]とは?
その名のとおり、食べログが提供するランパスのようなサービス。利用料や特徴をまとめると以下のようになります。
- 利用料は月額540円(税込)。
- スマートフォンのWebブラウザで使用する(ランパスは本ですね)。
- 周辺の加盟店が自動ピックアップされる。
- Webブラウザ上でクーポンを発券すると指定メニューが540円で食べられる。
- クーポンの発券可能時間は10:00~17:00、発券後は当日に利用。
- 一度クーポンを発券すると、同じ店で同月内は使用できない。
というわけで、実際に使ってみた感想を。
▲今日はどこに行ってみますかね~
東京・神田界隈で使うのはまだ時期尚早か!?
結論から言うと、どうにも神田エリアでは各店舗がワンコインランチに不慣れ、という印象を受けました。記載のサービス条件と異なっているケースにしばしば遭遇したので。それでも総じてお得なのは間違いなく、1食平均で300円ほどは安くなると考えていいと思います。
- ワンコインという名前だけど基本的には540円。「500YEN」アイコンについては税別表記である旨の注記はあるものの、それってワンコインなの? とは思う。ちなみに入店時に「540円ですけど、大丈夫ですか?」と確認してくれたお店も。500円と勘違いしてくる人がいるのかな?
- 店員さんにサービスが周知されていないお店が多く、対応はマチマチ。11店舗中5店舗で、発券ボタンを押さずに済んだ(明日もまた使えるのかな?)。
- これくださいと注文したら、「このメニューは540円では出せないよ」と言われてしょんぼりするケースも。「◯◯がサービスで付く」と記載があるも、実際には付かない事案もあり、ちょっとしょぼーんとなった(´・ω・`) サービスの信用に関わると思う。
- 通常価格と比べて一食平均300円くらいは安いので、間違いなくお得。
- マイiPhoneのバッテリーが弱りすぎていて、発券直前でバッテリー残量2%とかになって焦った。しっかり充電しておかなきゃ!
▲発券するかどうかはお店次第
ランチパスポートとどちらを選ぶか? となったら、一日の長といいますか、まだランパスに分があるなという印象。Webブラウザでの操作は、お店までのルートマップ連動の点で使いやすいとはいえず、アプリ版があればいいのにな〜と思った次第です。あと東京・神田エリアに限定した話にはなりますが、店舗側が不慣れなケースがしばしばあって、入店前に「ちゃんと使えるのかな……」と不安に思うことがあるので、もっと安心して使えるようサービスが広く浸透してくれるとうれしいですね。
ただ、繰り返しますが、月額540円を払っても確実にランチは安くなるので、お得なサービスであることは間違いないです。まずは自身のランチエリアでどんなお店が加盟しているかを検索してみてから、会員登録を考えてみるとよいでしょう。