任天堂が勇者ロトを埋葬していた――ファミコンにまつわるムダ知識30!

【11】ファミコン本体にはマンガが付属

2015073109▲こちらはディスクシステム本体に付属していた続編マンガ

その名も「これがファミリーコンピュータだ!!」。学習マンガをほうふつとさせる絵柄で、ファミコンの構造や使用上の注意点をわかりやすく解説している。何気にファミコン本体の分解図まで図説されているほどのガチっぷりだ(Googleで画像をさがす)。なお続編と呼べるマンガは、ディスクシステム本体に付属していた(写真)。

【12】“裏技”は雑誌によって呼び名が違った

ファミコンが生み出した文化のひとつ、裏技。この呼び名はコロコロコミックから広まったのだが、そうした出自からか、他の雑誌では隠しキャラやバグ技などを決して「裏技」と呼ばない風潮があった。ライバル誌のコミックボンボンでは「神わざ」、少年ジャンプでは「ファミコン神拳奥義」と言い換えられている。ゲーム雑誌でも同様で、ファミリーコンピュータMagazineでは「ウルテク」、ファミコン通信では「禁断の秘技」と呼ばれた。

【13】初めてのコンティニューあれこれ

ファミコンで初めてバッテリーバックアップを取り入れたのは『森田将棋』。ちなみに初めてパスワードコンティニューを導入したのは、ファミコン初のRPGでもあった『ハイドライド・スペシャル』だ。

【14】音声合成が初めて使われたのは……

ムダ知識【07】でも取り上げた『ワイルドガンマン』はファミコン初の音声合成搭載ソフトでもある(銃を撃つ合図の「FIRE!」の声)。さらに本作は、ファミコン初のシューティングゲームだったりも。

【15】ファミコンでもネット通信ができた

2015073110▲ディスクシステムを利用したネットワークサービス

ファミコンに別売の通信アダプタを設置、電話回線とつなげることで株取引やネットバンキング、競馬の電話投票などができた。まだインターネットすらなかった80年代にネット取引を実現していた事実は、慧眼そのもの。

【16】ディスクシステムの起動BGMの転生

マリオとルイージの追いかけっこで有名なディスクシステムの起動画面。実はここでの音楽は、後に意外なところで使われている。ゲームキューブのメインメニューBGMを16倍速にするとこの曲になるのだ。

【17】一番安いファミコンソフトとは

ファミコンで最も定価が安いソフトは『帰ってきたマリオブラザーズ』で400円。通常は500円のディスク書き換え専用ソフトだったのだが、スポンサーに永谷園がついていたことで、さらに定価が安くなった。

【18】一番高いファミコンソフトとは

反対に最も定価が高かったのは、やはりというか光栄タイトルである。『三國志Ⅱ』でなんと14,800円! ほとんど市場に出回らなかったサウンドウェア(いわゆるサントラ)同梱版はさらに高く、17,200円もした。

【19】幻の「銀箱」バージョン

初期任天堂タイトル16本にはパッケージが大きくなり、銀色になった後期出荷版――いわゆる「銀箱」が存在する。『ドンキーコング3』など一部タイトルは数が少なく、オークションなどで数万円の値をつけることも。

【20】末期に化粧直しされたナムコの名作

ナムコは中期からパッケージにプラスチック製のハードケースを採用。以降、ナムコファミコンソフトの代名詞ともなった。時は流れて90年代、初期のタイトルを再販する「ナムコ名作シリーズ」が始動した。ここで再び登場した『ギャラクシアン』『パックマン』『マッピー』『ギャラガ』『ディグダグ』は、すべて新たに作られたハードケース入り。ちなみになぜか代表作のひとつ『ゼビウス』はハブられ、第2弾が出ることもなかった。

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