任天堂が勇者ロトを埋葬していた――ファミコンにまつわるムダ知識30!

【21】隠れすぎて気付かない復刻版

意外なゲームにオマケ要素としてファミコンソフトの復刻版が入っている例もこの世には存在する。例えばプレイステーションのRPG『Sonata』では、一定の条件を満たすと『ハイドライド・スペシャル』がプレイ可能。ゲームキューブの『バテン・カイトス』では予約特典としてファミコン版『ドルアーガの塔』の復刻版が用意された。最近ではニンテンドー3DSの『パチパラ3Dデラックス海物語』に、『イメージファイト』などアイレムのファミコン3作品がこっそり収録されている。

【22】ファミコンソフトが新作の特典に!?

『飛龍の拳烈伝GB』(カルチャーブレーン)の初回特典はファミコン版『飛龍の拳Ⅲ』……だがその発売は2000年。すでにファミコン環境も少なかった時代の斜め上すぎるサービスは「さすがカルブレ」と驚嘆をもって迎えられた。

【23】ファミコン最高のレアソフトとは!?

NES用ソフトだが『ニンテンドーワールドチャンピオンシップ1990』のゴールド版が、世界一レアとされる。ゲーム雑誌のコンテストでプレゼントされたもので、配布数はたった26本。海外ネットオークションでは出品されるだけで話題となり、100万円以上の値がつくシロモノだ。

【24】飯野賢治のアーリーワーク

2013年、42歳の若さで亡くなったゲームクリエイター・飯野賢治氏。彼はファミコン時代、EIMという会社を起ち上げ下請けで開発を行っていた。『ウルトラマン倶楽部2』『たいむゾーン』などが彼の関わった作品である。

【25】橋本名人は、今やスクエニの偉い人

高橋、毛利に次ぐ名人といえば、バンダイの橋本名人だ。バンダイ退社後、コブラチームを設立した氏だが、そこがスクウェアの子会社となったことで本丸へ移籍。現在はスクエニの執行役員にまで上りつめている。

【26】コナミカセット左上に空いた穴の理由

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サードパーティ製のカセットは、メーカーごとに趣向が凝らされていた。その中で、謎だったのが左上に穴が空いたコナミカセット。実はこの穴は紐を通して持ちやすくするためのもの。誰もそんな使い方はしなかったが。

【27】意外にもファミコンに皆無なゲーム

正規発売されたファミコンソフトの中に、麻雀やオセロはあっても、実は花札のゲームは1本もない。ただし前述のハッカーインターナショナル製の無許可ソフトには『AV花札倶楽部』など数本が存在していた。

【28】ファミコンで最も売れたキャラゲー

これは1986年発売の『忍者ハットリくん』で、約150万本。この記録は原作ありのキャラゲーとしては長く1位の座に留まり、ゲームボーイの『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』が161万本で抜くまで12年間君臨しつづけた。

【29】スポーツゲーム売上No.1は

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もちろん『ファミスタ』シリーズ……ではなく、細く長く人気を誇った任天堂の『ゴルフ』が246万本でトップ。2006年に『WiiSports』(350万本以上)が発売されるまでスポーツゲームの1位を、こちらは22年間キープした。

【30】マリオの売り上げ1位は条件付き!?

『スーパーマリオブラザーズ』は、正確には「日本で単一のソフトで」売り上げ歴代1位。バージョン違いもありなら初代『ポケモン』、海外を含めれば『WiiSports』にトップを譲る。それでも国内681万本は大記録だ。

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以上、ファミコンのムダ知識30連発でした。そして最後にお知らせです! 本企画をまとめたライター・冨島宏樹氏の新著ファミコンクエスト』が2015年8月8日(土)に発売されます(1,512円)。うちらはどうしてあれほどファミコンに熱狂したのか? その熱を支えたさまざまなゲームタイトルを思い入れたっぷりに解説していく一冊。ファミコン好きな方にめっちゃオススメな本となっていますよ!!

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あわせて本書発売記念イベントも東京・秋葉原の書泉ブックタワーで8月9日(日)15時〜開催! 著者の冨島氏のほか、ゲストにジャンクハンター吉田氏、酒缶氏というレトロゲーム界隈の濃いめの面々をお招きし、濃厚なマニアトークを繰り広げる予定です。ファミコン好き、レトロゲーム好きの方、ぜひご参加ください!

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