【中毒警報】ハマるクリッカー3選! 〜 レトロPC好きおっさんホイホイ系から東方系まで
疲れたときに、頭をカラッポにして遊びたいという時にオススメなのが「クリッカー」系ゲーム。「マウスをカチカチとクリックすれば数字がどんどん増えていく」とただそれだけなのに中毒性が高い。少し前に流行った「クッキークリッカー」を覚えている人も多いのではないだろうか。
そんなクリッカー系ゲームだが、今では様々な亜種が存在しており、どれを遊べばいいのか分からないような状態になっている。そんな中、オススメの作品をピックアップしてみた。どれも無料で遊べるので、片っ端から試してみるのもいいだろう。
魔理沙とアリスのクッキー☆Clicker
人気弾幕シューティング『東方Project』の二次創作ボイスドラマ『魔理沙とアリスのクッキーKiss』をベースとしているクリッカーゲームが『魔理沙とアリスのクッキー☆Clicker』。
基本的にはNPCたちが自動でクッキーを焼いてくれるので、1秒ごとに増えていくクッキーの枚数をニヤニヤと眺めるゲーム。最初は自分でクリックしないと焼けなかったクッキーも、NPCたちを増やして業務を拡張することにより、放っておいてもどんどん数が増えていくようになる……と、クリッカー系の醍醐味を味わえるのだ。
NPCたちは霊夢のような「RIM」、魔理沙っぽい「UDK」など様々な種類がいて、それぞれに1秒ごとのクッキー生産数が異なる。気合いを入れてクリックしてクッキーを貯めたり、値引きチケットを上手く使ったりして、強いNPCを雇っていこう。ダンジョンに行って敵を倒せれば一攫千金も狙えるのだが、運が悪いと負けてしまってクッキーを巻き上げられるので注意しよう。
なぜかクッキーを某兵長に変えることもでき、仏頂面の兵長が無数に降ってくる様は爆笑せずにいられない。
艦隊くりっかー
マウスをクリックすることにより、艦隊を作っていくクリッカー系。『艦隊くりっかー』という名前といい設定といい、某『艦これ』を思い出させるが、あちらのような艦娘は作れない。
檄を飛ばして艦隊を作らせる「檄」や、作業してくれる「女子挺身隊」、重いものを持ち上げる「クレーン」など、色々な施設を買えば1秒ごとの生産数がアップしていく。自分でクリックすることでも艦隊を生産できるのだが、プレイヤーの「レベル」が1レベル上がるごとに、1クリックあたりの生産数が約2倍に増えていくのだから利用しない手は無い。
「レベル」を上げるには「経験値」が必要で、これは画面をクリックしたり、戦場に「出撃」すると増やすことができる。「出撃」は艦隊を生贄にして「経験値」を手に入れるというデンジャラスな行為だが、それだけに効率が良く、100隻単位で沈んでいく艦隊を見ていると戦うことのむなしさも感じられてくる。
パピコンクリッカー
NECが1981年に発売したPC-6001、通称「パピコン」から始まるホビーパソコンの歴史を体感できるのが『パピコンクリッカー』。現実に存在した懐かしいホビーパソコンが多数登場、お金を貯めてこれを買うのが楽しい作品だ。
「パソコンを買ってゲームを開発し、売上を手に入れる」という設定だが、やることはマウスのクリックなので特にややこしいことはない。良いパソコンを沢山買うほど1日(1秒)あたりの売上額がアップする。最初はPC-6001しか売っていないが、次にPC-6001mkII、その次にPC-6601……と次々発売される新機種を見ていると懐かしくなってくる。
本作のタイトルは『パピコンクリッカー』だが、PC-6001系最上位機種であるPC-6601SRの後にまだ2つの空きがある。果たしてどんな機種が登場するのかは自分の目で確かめて欲しい。時代の流れを感じて目頭が熱くなってしまうこと間違いなしだ。
ゲームを進めると実在のゲームが発売されていくのだが、これも『タイニーゼビウス』や『テラ4001』など「パピコン」ユーザーにとっては懐かしいものばかり。ゲームの最後、50番目に発売されるソフトを見れば感動するはずだ。