【繊細甘味】お茶と合うハーゲンダッツ!? 新作『ジャポネ<和栗あずき>』は栗の味わいがジーンと染みる〜
半年に一度のお楽しみ。ハーゲンダッツが和風甘味に挑戦する『ジャポネ』の季節がやってまいりました。
今回のテーマは“和栗”!
秋っぽさ、外しませんね〜! 栗、大好きです。
毎年、6月と10月頃に登場するハーゲンダッツとセブン-イレブンの限定コラボ『ジャポネ』シリーズは、和テイストにこだわったアイスクリーム。これまで3回発売され、この『ジャポネ<和栗あずき>』が第4弾になります。
さっそく食べてみましょう!
いつものハーゲンダッツと違い、高級感のあるパッケージ。一個383円。
半透明になっているフィルムをはがすと、お! さっそく和栗ソースがお目見えです。
こうやって真上から見ると、ちょっとモンブランケーキみたい。
まず一口。はじっこからスプーンを立ててすくい取ります。
おおっ!
和栗ソースの下のはバニラアイス風に見えていましたが、すくってみると中はキレイに層ができています!
散らばるあずき粒に、真ん中にはクッキリこしあんソース。上にはまろやか〜な和栗ソース。
頂きます!
うーん!
これは、層を味わうようにちびちび食べていただきたい!
というのも、これ、層によってかなり味が違うんです。
ライター青葉のおすすめの食べ方
筆者のお気に入りは、スプーンですくってそのまま口に近い方から食べるスタイル。カップに入っている下の層から食べることになるわけですが、これが絶妙。
まず、最初に口に入ってくるのは、普段のバニラアイスよりややジェラートっぽいミルクアイス。さわやかな甘みで、舌の上でさらっと溶けていきます。
そこに、小さめの品がよいあずきの甘納豆粒がちらほら。小粒ながら甘み強めで、外側に砂糖のザラザラがない甘納豆です。
続けて口に入ってくるのが、こしあんソース。粘度高めのねっとりしたタイプですが、量が抑えてあるのと、品がよい甘さでアイスとよく合います。
そこから上の層のアイスになるわけですが、これが和栗味のアイス!
わずかに粒状感があり、言われなければ分からないくらいうっすら栗味です。そこに、タイムラグがないくらいに、てっぺんにのっていた和栗ソースが追いかけてきます。
もうね、これがおいしい。
和栗ソース最高。正直、この3倍量がのっていてもいいくらい。
食感はソースというよりペーストです。マロンペースト。
甘さはそこまでなく、栗を食べているようにしっかり栗の味。そして渋皮の成分も入っているんでしょうか、ちょっと渋みがあるんですよ。
この甘いだけじゃない渋みが、ここまでのアイスやあんの甘みを引き締めてくれるんです。甘いだけじゃない、コクもちゃんと感じます。
パクリと食べて、最後に残る余韻の栗っぷりがお見事。
食べ進めると、ランダムに配置されたあずき甘納豆と和栗ソースの量で、味の印象がかなり変わってきます。
気のせいかもしれませんが、和栗ソースの部分によって渋みが強いところと、全然渋みがないところがあるんです。
渋みの違い、すくったソースの量の違いなのかもしれませんが、一口ごとに食べた後の渋みが変わるので食べつくすまであっという間です。
『ジャポネ<和栗あずき>』は、抹茶やきなこを使ってきたこれまでの『ジャポネ』シリーズに比べれば穏やかな和の味わい。しかし、栗の味とわずかな渋みを楽しめる、大人にこそ食べてほしいアイスです。和菓子が好きな人や、繊細な味わいが好きな人にもオススメ。
できれば緑茶やほうじ茶など、日本茶と一緒の方がおいしく頂けます。麦茶は意外と合いますが、コーヒーは今ひとつでした。
また、筆者的には普段のハーゲンダッツと違い、冷凍庫から出してすぐ食べるほうが甘すぎずおいしい気がしました。スプーンですくった時、層が崩れにくいのもいいところ。
秋のおいしいハーゲンダッツこと『ジャポネ<和栗あずき>』はセブン-イレブン専売、一個237kcalです。