【JKめし】検証!カップうどんに浸して食べるのにベストな冷凍たこ焼きはどれか徹底食べ比べ!
現在放送中のアニメ『JKめし!』は、女子高生(JK)がスーパーやコンビニで簡単に手に入る食品を使ったアレンジ料理を毎回披露するという内容。11/9の放送ではカップうどんのつゆの中に冷凍のタコ焼きを入れて明石焼き風にして食べる方法が取り上げられました。
見てみると自分でも試してみたくなるのが人情ですが、現在、さまざまな冷凍たこ焼きが販売されていてどれを選べばよいのか迷うところ。せっかくなのでその中でも、カップうどんとの組み合わせて最もおいしく食べることができるものを選びたいところです。
今回は、カップうどんのつゆに入れて食べる際にベストなたこ焼きを選ぶべく、コンビニチェーン5社のものを用意して試した結果のオススメ度を紹介して行きます。カップうどんに浸して食べるという限定された状況で最も力を発揮する冷凍たこ焼きは果たしてどれだ!?
<参考リンク>
第6話 カップうどん&たこ焼き|JKめし!|アニメ|TOKYO MX
目次・コンテンツ

熱湯を注いで5分。カップの中身を別の器に移したのがこちら。このスープに各社のたこ焼きを浸して食べ、うどんのつゆとの相性を探っていきます。
セブン-イレブン おすすめ度:☆☆★★★
トップバッターはセブン-イレブンの「たこ焼」。価格は税込で192円で6個入りです。
紙製のトレー付きでたこ焼きソースとかつおぶしも付属しています。今回はソースなどは使用せず、過熱したそのままのたこ焼を使用します。
加熱後の「たこ焼」がこちら。しっかり温まり、皮には焦げ目がついて美味しそうなビジュアルです。
たこ焼をうどんのつゆに投入。しっかり浸してたこ焼につゆをしみ渡らせます。
セブン-イレブンのたこ焼は、レンジ調理にもかかわらず皮の外側は固めな食感でその中身はとろとろというなかなかの本格派。ですが、つゆに浸して食べる場合はつゆを吸った皮の外側の部分が割れやすいのが難点。また、とろとろの生地についた出汁や醤油の風味が強いのもうどんのつゆと重なってしまい、明石焼き風にして食べるにはちょっとクセがある印象です。
ということで、セブン-イレブンのたこ焼のオススメ度は明石焼き風にして食べる場合に限っては低め。たこ焼単品でソースとかつおぶしをかけて食べる通常の食べ方であればもちろんオススメではあります。
ローソン おすすめ度:☆☆★★★
続いての登場はローソンの「たこ焼」。こちらも税込で192円とセブン-イレブンのものと同じ価格で、6個入りと個数も同じ。
紙トレーに入っている点、ソースとかつおぶしが付属する点も同じ。セブン-イレブンとローソンのたこ焼は製造元も共通でテーブルマーク社です。
電子レンジでの加熱を終え出来あがったたこ焼がこちら。これも焦げ目がしっかりついたビジュアルです。
出来たてのたこ焼をうどんのつゆに浸します。たこ焼を裏返したり、一度完全につゆの中に沈めたりすると生地全体につゆがしっかりしみ込みます。
セブン-イレブンのものと価格や個数、製造元が同じでビジュアルも似たローソンのたこ焼ですが、味の面では違いあり。ローソンのものは外側はやや固めではあるものの全体的にふわっとした食感です。
ただ、その特徴であるふわっとした食感はつゆを浸して食べるのとはうまくかみ合わない印象。もともとそのように食べるために作られてはいないので仕方ない部分ではあるかもしれません。ローソンのたこ焼もカップうどんと組み合わせて明石焼き風にして食べる用途にはあまり向かないかもしれません。
トレー付きでそのまま加熱でき、ソースやかつおぶしも付属した便利なローソンのたこ焼。通常の食べ方をするなら、柔らかめのふわっとしたたこ焼が好きな人にオススメです!
ファミリーマート おすすめ度:☆☆☆☆★
冷凍たこ焼食べ比べの3つめはファミリーマートの商品。こちらは税込で103円、7個入りです。
ファミリーマートのたこ焼は袋にそのまま冷凍されたたこ焼きが入っているタイプ。電子レンジでの加熱の際には、別にお皿を用意する必要があります。
全体的に柔らかめなのがファミリーマートのたこ焼の特徴。しんなりとした感触の生地はうどんのつゆをよく吸い込み、明石焼き風の食べ方になかなかのハマり具合です。
価格は安いですが、加熱用のお皿に加え、通常であればソース、かつおぶしなどの調味料や薬味を用意する手間も必要なファミリーマートのたこ焼。うどんのつゆに浸して食べるぶんにはお皿だけ用意すれば良いこともあり、割とオススメです!
サークルKサンクス おすすめ度:☆☆☆☆☆
サークルKサンクスで販売されているたこ焼がこちら。7個入りで税込108円、ファミリーマートのものと同じように袋に直接冷凍たこ焼が入っているタイプです。
出来あがりのたこ焼は、若干の焦げ目はついているものの白っぽい色あい。ビジュアルの面では一番明石焼きっぽいと言えるでしょう。
見た目の明石焼きっぽさはナンバーワンですがそのお味は……ということでやはりうどんのつゆに投入! しっかりつゆをしみ込ませます。
販売されている形態がファミリーマートのものに似たサークルKサンクスのたこ焼ですが、柔らかめな仕上がりも共通です。焼き色がより薄めでつゆを吸い込みやすいせいか、ファミリーマートのものより、より明石焼き風の食べ方には合っています。紅ショウガやねぎも入っているもののそれほど主張は強くなく、プレーンな味わいの生地とうどんのつゆの風味は相性ばっちり。見た目だけでなく実際に食べてみても明石焼きっぽさはナンバーワンと言えるでしょう。
柔らかめの生地、主張の強くない味わいのたこ焼は普通に食べるとなると好みが分かれるところではあるかもしれませんが、うどんのつゆに浸して食べるならかなりオススメ。ただ、加熱時には別途お皿などが必要になる点には注意です!
ミニストップ(トップバリュ) おすすめ度:☆☆☆★★
ミニストップで販売されているたこ焼もファミリーマート、サークルKサンクスと同じタイプ。「TOPVALU」シリーズの商品なのでイオン系列のスーパーなどでも手に入ります。ファミリーマートとサークルKサンクスが日清食品冷凍製ですが、こちらは「販売者:イオン株式会社」となっています。
今回の食べ比べ最後となるたこ焼をうどんのつゆに投入! つゆが減っているように見えるのはたこ焼はもちろんのこと、麺につゆが吸われていった結果です。
ファミリーマート、サークルKサンクスと同じタイプのミニストップのたこ焼も、やはりうどんのつゆを吸いやすく明石焼きっぽく食べることができます。ただ、生地にはだしや丸大豆醤油の風味がしっかりついているので、うどんのつゆの味との相性に関しては好みが分かれるところかもしれません。
うどんのつゆに浸して食べる際には、ややクセのあるミニストップのたこ焼。ファミリーマート、サークルKサンクスなどオススメ度の高い商品を試したあとに食べてみると、どちらが好みか分かって良いかもしれません。
総評・カップうどんに入れるベストたこ焼きは?
コンビニチェーン5社の冷凍たこ焼を使い、カップうどんのつゆに浸して食べるのにベストなものを選ぶべく行った食べ比べは以上のような結果になりました。オススメ度の通り、今回試した中でのオススメはサークルKサンクスのもの。「生地がとろとろ」「ふんわりした仕上がり」「だしの風味がしっかり」といった、通常であればセールスポイントになりそうなたこ焼らしさが、こと明石焼き風にして食べる状況では必ずしもプラスに働かない、というのは面白いところかもしれません。
ただ、たこ焼、明石焼きなど粉モノに関しては、食べる人の好みも大きいことも事実。人によってはまた違った感想を持つかもしれません。あくまで、今回まとめて食べてみた個人の感想として、たこ焼選びの参考になれば幸いであります。