雪見だいふくをパンに乗せて焼くだと!? なぜか今流行の『雪見だいふくピザトースト』は意外なウマさで試す価値大アリ!

01今年になって、雪見だいふくを使用したピザやトーストが話題になっています。この雪見だいふくピザは、そもそもは2007年にTV番組『ガキの使いやあらへんで』内で考案されたメニュー。なぜ8年後の今になってまた話題になっているのか、きっかけは不明ですが、雪見だいふくを本来とは違った用途に使うというのは興味深く、試してみたくなることは確か。しかも用意するものは雪見だいふくと溶けるチーズのみと非常に手軽です。

今回は、そんな雪見だいふくピザのアイデアを使い、より身近な食パンを使った「雪見だいふくピザトースト」を実際に作って食べてみました。

02メインとなる具は名前の通りロッテの「雪見だいふく」。誰もが知っているロングセラー商品で、スーパーやコンビニなどで手軽に購入することができます。

03bもうひとつ、雪見だいふくピザに欠かせない要素がとけるチーズ。今回は、クラフトのとろけるスライスを用意しました。これは特に銘柄を選ぶ必要はないので、同じような商品の中から手に入りやすいものを使用すると良いでしょう。

042個入りの雪見だいふくのうち、今回は1個のみを使用。もうひとつはまたピザに使ってもそのまま食べても楽しめます。

05用意した食パンに雪見だいふくを配置。だいたいこのへんが食パンの中心かなという辺りに目安を付け、上に乗せます。

06続いて雪見だいふくの上にチーズを配置すれば準備は完了。1分以内に焼く前の下ごしらえを終えることができます。

07調理は下ごしらえした食パンをオーブントースターなどでそのまま焼くだけ。食パンやチーズの部分が焦げすぎないよう加熱時間を調整します。5分程度を目安にすると良いでしょう。

08完成した雪見だいふくピザトーストがこちら。中心に配置した雪見だいふくは四方に溶け、とけるチーズと一体になっています。見た目にはちょっと目玉焼きのようでもありますが、トースターから取り出すとかなり濃厚に甘い香りが漂ってきます。

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真ん中から半分にカットしてみると、溶けて柔らかくなった雪見だいふくのアイス部分がどろりと流れ出します。トーストの出来あがりに完全に溶けきっているわけでは無く、アイスとしての形を保っている部分があることがお分かりいただけるんじゃないでしょうか。ただ、実際に食べる際には切らずにトーストを半分に折ったりでなるべくアイスが流れないようにして食べるのが良さそうです。
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雪見だいふくの溶け具合を確認したところでカットした片方を食べてみると、中心から遠いほぼチーズのエリアもしっかりと甘くなっていることが分かります。チーズの風味と雪見だいふくのバニラアイスの味わいは意外にもハマる絶妙な味わい。塩気と甘味がお互いを引き立てあいます。

「だいふく」部分であるアイスを包んだ餅もチーズと一緒になり柔らかく広がっているのが面白いところであり、雪見だいふくならではの部分。とけるチーズに餅の弾力が加わった独特の歯ごたえが楽しめます。餅とチーズの組み合わせは、そのまま食べたりお好み焼きに入れたりと定番ではありますが、雪見だいふくの甘い味わいでもしっかりと相性の良さを発揮します。

中心部に溶け残っているバニラアイスはもちろん冷たいまま。ひんやり冷たく甘いバニラアイスをチーズと餅、カリッと焼けた食パンと一緒に楽しめます。

塩味と甘味、熱いチーズやパンと冷たいアイス……と一枚の食パンの上にさまざまな要素の詰まった「雪見だいふくピザトースト」。身近で手に入りやすい食材の組み合わせによる意外な美味しさは、評判にたがわずぜひ一度ためしてみてほしいところであります。甘い菓子パンや、フルーツなどを使った甘い味付けのピザなどが好きならハマるんじゃないでしょうか! 今回は手軽な食パンを使用しましたが、もちろんピザ生地を用意して焼いてもOK。シナモンやメイプルシロップ、蜂蜜なんかを足すようなアレンジをしてみて好みの味を追求するのも楽しそうです。

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