初心者のためのSteam講座【第4回】バンドルサイトでゲームを“激安まとめ買い”する方法(Humble Bundleの場合)
世界最大のPCゲーム販売サイトであり、どこよりもお安くゲームをゲットできるサイトでもある『Steam』。前回はSteamのセールを見逃さないための基本的なチェックポイントを紹介したが、今回はさらに激安価格でゲームをまとめ買いできるサイト『Humble Bundle』を紹介しよう。
初心者のためのSteam講座
・第1回 Steamのはじめ方
・第2回 ゲームの買い方
・第3回 激安ゲームの探し方
Steam入門におすすめの10本まとめ
・第1集の10本はこちら
・第2集の10本はこちら
・第3集の10本はこちら
目次・コンテンツ
Steamゲーム買うなら『Humble Bundle』がお得!
Steamと並ぶダウンロード販売サイト、それが「Humble Bundle」。最低1ドルからでもゲームのまとめ買いができる。皆がゲームを買った代金はチャリティー団体などにも渡せる仕組みで、ゲームを安く手に入れながら社会貢献もできるという、アメリカらしいシステムが特徴となっている。
▲Humble Bundleでは複数のゲームが最低1ドルからゲットできる。
1ドル支払うことでゲームのセット(バンドル)が購入できるのでHumble Bundle(ハンブル・バンドル)。沢山お金を出せばセット内容はどんどん豪華になり、社会貢献の度合いも高くなっていく。このセット内容は一定期間で別のものに一新されるので、こまめにチェックするとよいだろう。
Humble Bundleでソフトを購入した場合、Steam用ダウンロードコード「Steamキー」が発行される場合がほとんどであることに注意しておきたい。もちろん、そのままでは遊べないため、あらかじめSteamアカウントを作成しておこう。また、支払いにはクレジットカードか「Vプリカ」が必要になるため(PayPalなどもOK)、こちらも用意しておいた方がいいだろう。
Humble Bundleのアカウントを作る
まずはHumble Bundleのアカウントを作成しよう。トップページ左上の「Log in/Sign up」をクリックするとログイン画面が出るので、ここで下部の「Create an account」を選択。
登録用のメールアドレスを入力すると、確認メールが届くので、リンクをクリックすれば登録完了だ。
支払金額に応じて入手できるゲーム・特典が増えていく
さて、ゲームのリストがずらりと並んでいて面食らうかも知れないが、よく見ればなんということもない。上から「1ドルで買えるゲーム」「規定額以上払うことで貰えるゲーム」「もっと払うと貰えるゲーム」「もっともっと払うと貰えるゲーム」と並んでいるだけだ。
このケースを例に整理すると以下のようになる。
- 1ドル支払えば、「Worms」「Worms Crazy Golf」「Alien Breed: Trilogy」「Light」「Worms Armageddon」を買える。
- 6ドル支払えば、「Worms Revolution GOLD」「Worms Reloaded」「Flockers」「Schrödinger’s Cat and the Raiders of the Lost Quark」が追加される。
- 12ドル支払えば、さらに「Worms Clan Wars」4本セット、「LA Cops」「Beyond Eyes」がプラス。
- 70ドル以上払えば、「Team 17 Legacy Collection」(「Worms」で知られるソフトハウス、Team 17のゲーム26本セット)が手に入る。
▲購入者の統計データも公開。このセットの場合、平均購入金額は5.03ドルであることがわかる。さらにOS別の購入金額(Linuxユーザーがもっとお多くお金を出している)などもチェック可能だ。
ページの中程には、今回のバンドルに関する説明もあるのでしっかりチェックしておこう。
購入する場合は、右上の「Pay What You Want」をクリックすると、支払い額を決めることができる。
ここでは「6ドル」「12ドル」「70ドル」「Custom Amount」の4つの項目が並んでいる。1ドルだけ支払いたい場合は「Custom Amount」をクリックして「1」を入力すればいい。
色々とメッセージが出るが、より高額を支払えば買えるゲームが多くなるという内容。ここでは「あと5ドルでもっとゲームが買える」「あと11ドルで更にゲームが買える」「あと4.04ドルで平均額以上購入者特典(beat-the-average contents)が貰える」となっている。
平均額以上購入者特典(beat-the-average contents)とは聞き慣れない単語だが、あなたが支払う額が、他の人たちの平均購入額を1セントでも超えていれば貰えるボーナスコンテンツのこと。もちろん、平均購入額は刻々と移り変わっていくため、注意が必要だ。
購入金額を寄付に割り当てることも
支払い額決定の下部にある「Choose where your money goes」のタブは、支払ったお金がどこへ行くかの割合を決めるもの。案件によって異なり、今回の例では、支払った金額は「開発メーカーのTeam 17」と「チャリティー団体」と「Humble Bundle」(サービス提供会社)に配分されることが分かる。なお、通常はいじる必要は無いが、チャリティー団体に全額寄付するような設定も可能だ。
支払い額と割合を決めたら「Pay with card」でカード番号を入力しよう。
支払いが終了したら、Steamキーを手に入れよう。購入したゲーム一覧は、サイト右上のアカウント名から「Keys」欄に保存されている。購入したゲームの横にある「click to redeem on Steam」をクリックすれば、Steamキーが表示されるので、これをコピーし、Steamを起動。
左下の「ゲームを追加」→「Steamでアイテムを有効化」で出現する「製品コード」欄に、先ほどコピーしたSteamキーを入力すれば、ライブラリの中にゲームが追加される。あとはいつものようにSteamから起動するだけだ。
先ほど「支払った額によって買えるゲームの本数が変わる」と説明したが、あとからバンドルにお金を足してゲームを増やすこともできる。
「Purchase」からお金を足したいバンドルを選び、上部の「Like what~」をクリック。支払い欄が出現するので、先ほどと同様に額を決めればOKだ。
また、「Purchase」欄からは、バンドルに含まれているサントラなどをダウンロードできるので、こちらも活用しよう。