どれが買い? スマホに必須「USB充電ケーブル」 アマゾン&ダイソーの人気製品を検証してみた
①Anker『AK-A8132021』
コネクタ&ケーブル断面
検証まとめ
総合評価 ★★★★☆(4点 / 5点)
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今回検証したmicroUSBケーブルのうち、唯一、microUSBコネクタ部の金属シールドがスポット溶接加工されていた。
通常の製品では、シールドが無いものがほとんどで、金属シールドがあってもせいぜいツメで引っかかっているだけだが、合わせ部分をスポット溶接加工することで、シールド効果はもちろん、コネクターの抜き挿しなどによる歪みへの強度が増して耐久性も高くなる。 ケーブルの芯線においても電源線断面積が検証ケーブル中もっとも広く、90cm長では抵抗値がもっとも低い。逆に、ケーブルがしっかりしているだけあり、太くてかさばってしまうのが難点だ。
②オウルテック『OWL-CBRJ(B)-SP/U2AT』
コネクタ&ケーブル断面
検証まとめ
総合評価 ★★★☆☆(3点 / 5点)
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リールタイプではケーブルを巻き取れるようにするため、銅線を細くしがちだが、充電専用とすることで太めの銅線となっている。リールタイプにしては抵抗値は悪くなく、検証製品中では中堅の位置づけというところだろうか。
ちなみに前回のテストではオウルテックのストレートケーブル『OWL-CGJ15(B)-SP/U2A』 がベスト商品となっており、抵抗値は165.0mΩだった。オウルテック製品はストレート、リール両方式で品質が期待できるだろう。
③ RAVPower『RP-LC04』
コネクタ&ケーブル断面
写真左が90cm、右が1.8mケーブル
検証まとめ
総合評価 ★★☆☆☆(2点 / 5点)
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コネクタ部にアルミのガワを採用し、高級感を演出している。分解にあたってはフライス加工機で削ったのだが、一般材料用のアルミではなく、アルミサッシ窓枠に使われている硬いアルミ材が使われていた。内部には金属シールドが無いものの、アルミのガワを被せることで歪み強度を稼ぐことが期待できる。
このケーブルは3.0m、1.8m、90cm×2、30cmの5本セットで、1.8mと3.0mのケーブルだけ太い銅線が採用されていた。90cm以下の3本は残念ながら太いケーブルの半分以下の芯線面積の細いケーブルが使われている。