【辛旨エスニック麺】『エスニックFUN トムヤム風焼そば』は酸っぱ辛い味が独特な注目の個性派焼そばだった!
日清「シンガポール風ラクサ」や「カップヌードル マッサマンカレー」など、インスタント麺の最近の流行はエスニックテイスト。そんな中で新たに発売されたのが、エースコックの『エスニックFUN トムヤム風焼そば』。エスニック系インスタント期待の新作ではありますが、あのタイ料理のトムヤムクンをイメージした焼そばって……どんな味なんでしょうか?
価格は税抜220円、内容量126g(めん100g)あたりカロリーは533kcal。カラフルなパッケージがカップ焼きそばコーナーで結構目立ちます。
別添えのかやくを投入した後、熱湯を注いで3分で完成。具材は鶏肉そぼろにチンゲン菜、赤ピーマン、海老と地味~に嬉しい構成です。麺はごく普通の油揚げ麺で、今のとこエスニック感はありませんが……
別添えの調味たれをぶち込むと、一気にトムヤム風の酸っぱい感じの匂いが漂います。色も赤味が強く、これは結構刺激が強そう!
一口いくと、レモングラスのような酸味が前に出まくった味付けにビックリ! フレッシュな酸味が爽やかだけど、どうもレモングラスそのものではないような……と首を傾げてるうちに豆板醤と唐辛子のピリッとした辛味が効いてきて、不思議な酸っぱ辛いテイストが襲いかかる! これトムヤムクンかな? と微妙に疑問が残るけれど、非常に独特で面白い風味です。
麺はほどよい噛みごたえでソースに負けない主張アリ。具材は小さめで存在感が薄いけど、チンゲン菜と海老の食感はやっぱり嬉しいです。全体的に若干魚醤っぽい塩っぱさと旨味が効いており、結構濃い目なのにレモングラス風の酸味で後味は妙にスッキリしております。
普段食べ慣れないタイ料理のスパイスが効いてて新鮮!ではなく、「タイ料理って大体こんな感じだよね」というざっくりしたジャンクな味付けがかえって新鮮な一杯。本格派ではないけれど、本場タイの味付けは癖が強すぎて苦手……という日本人の舌にマッチしてるかも。それぞれに主張が強い酸っぱさと辛さのマリアージュが楽しめるトムヤム風テイストは試す価値アリですよ!
<参考リンク>
エスニックFUN トムヤム風焼そば|商品情報|エースコック株式会社