あの都心の温泉がドリンクに!? 『黒湯サイダー』は大田区・川崎市の銭湯で買えるオススメみやげ!
東京都内やその近郊で温泉といえば、“黒湯”と呼ばれる茶褐色のお湯であることがほとんど。そんな黒湯をイメージしたサイダーが、この3月より大田区と川崎市の銭湯で販売されているのをご存知でしょうか。
炭酸飲料の中には変わった味のものもありますが、黒湯というのは史上初。見た目や味が実際にどうなっているのかは炭酸飲料マニアならずとも気になるところでしょう。今回は『黒湯サイダー』を購入し、実際に飲んでみました。
黒湯サイダーの瓶のフタは、ペットボトルなどと同様ネジの切られたタイプで開けるのに栓抜きなどは不要。コップに注ぐと泡が立つのは、炭酸飲料ならではです。
銭湯で販売されるほか東京・大田区と神奈川県・川崎市のコンビニ“スリーエフ”の一部でも販売中。銭湯にはあまり行かない人や、手軽に試してみたいという人はスリーエフの飲料コーナーで黒湯サイダーを探してみるのも良いかもしれません。
コップに注いだ黒湯サイダーがこちら。瓶に入っている写真からも分かりますが、茶褐色の液体は視覚的にかなりの黒湯っぽさ。ビジュアル面は商品名通りにまさしく黒湯と言えるでしょう。
商品ラベルにも入っているように、味わいは確かにほんのりとした塩味が感じられます。黒湯は飲んだことがなくても、顔を洗うときなどに黒湯が口に入りその薄い塩味を感じたことなら納得の味わい。味の面でもしっかりと黒湯らしさが演出されています。塩味だけではなく、サイダーらしい甘さもあるので実際の黒湯よりもマイルドで飲みやすいのも黒湯サイダーの特徴。
冷蔵庫や氷などで冷やさずに、常温で飲んだり少し温めて飲むとさらに黒湯らしさが引き立ちます。買って帰って家で飲む場合には、冷やさず飲んでみるのもオススメ。
見た目も味もけっこうな黒湯らしさがある黒湯サイダーですが、実は黒湯が入っているわけではありません。ラベルの原材料名の項を見てみると、温泉らしい項目はなく、食塩の塩味とカラメル色素による着色で作られていることが分かります。
本当に黒湯が入っていると思って飲むとちょっとガッカリするかもしれませんが、見た目や味はほぼ黒湯。温泉成分は入っていないので、特に効能などはありませんがちょっとした話のネタになることは間違いなし。近郊の人は遠出した時の手土産に、また旅行や出張などで大田区や川崎市の近くまで来た際にお土産として買って帰ったりと、地域の土産物としても面白いのでオススメです。もちろん自分で飲んで黒湯っぽさを味わっても楽しめます。
インパクトのある商品名で、黒湯っぽさにあふれたビジュアルや味わいの『黒湯サイダー』。温泉好きはもちろんのこと、変わった炭酸飲料が好きな人は試してみてはいかがでしょう。
<参考リンク>
・大田区ホームページ:地域自慢の新しいお土産 「黒湯サイダー」を発売しています!
・大田区・川崎市の銭湯限定 ほんのり塩味の黒湯サイダー数量限定発売中(PDF:137KB)