ファンシーすぎて買えない? 「ダンボーのモバイルバッテリー」を検証したら10000mAhクラス最強だった
検証方法について
cheero Power Plus 10050mAh DANBOARD version
内蔵バッテリー
基板
仕様&検証データ
放電グラフ
負荷テスト結果
総評
セル3並列3.7V駆動で、いたって平凡なバッテリー構成。だが、負荷試験における澄んだ出力電圧波形は『cheero』シリーズの電源回路の優れた特徴と言えるだろう。
放電試験中、外側のUSBポートにいきなり2.0Aの負荷を加えると出力電圧がしばらく3.8V付近で推移し、その後5Vに上昇するという現象に見舞われた。再現性があるので試験固体の故障なのかも知れないが、これが仕様なのかは少々気になるところだ。
また、ガチ検証シリーズでは確認していない新しい電源回路が採用されているようだ。microUSBからの充電入力にboost型充電制御IC(MPS MP2635B)が使われており、充電時の電圧が多少変動しても 4.5~6V程度の間であれば自動制御で正常充電ができるようになっている。従来の3.7V(1セル)駆動モバイルバッテリーには見かけなかった回路だ。
ちなみに、7.4V(2セル)駆動のモバイルバッテリーは、boost回路がないとそもそも充電できないので、同様の回路が必ず組み込まれている。
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