【Steamおすすめ】Don’t Starve 〜 ウンコを燃やしてでも生き延びる! これが本当のサバゲーってやつか……
世界中のゲーマーたちが愛用するPCゲームダウンロードポータル「Steam」。とにかく頻繁にセールが実施され、人気作も最新作も安くゲットできるオトクなサービスですが、配信タイトルが超膨大なせいで、どれで遊んでいいのかわからない! そこでSteamマニアな筆者が、いままでプレイした中からおすすめのタイトルをご紹介。本日は(過酷すぎるw)サバイバルRPG『Don’t Starve』です!
『Don’t Starve』インフォメーション
・ジャンル:RPG
・日本語対応:無し(英語のみ)
・デベロッパー:Klei Entertainment
・パブリッシャー:Klei Entertainment
・価格:1,480円(3月9日まで888円)
・ダウンロードはこちら
・公式サイトはこちら
見た目のコミカルさと裏腹に、過酷!
お腹が空けば食べ物があり、日が暮れれば灯りがつき、夜は安心して眠ることができる。当たり前のように思っていたことが、いかに幸福かを思い知らせてくれるのが『Don’t Starve』。生き延びるために闇や空腹と戦い続けるサバイバルRPGだ。
謎の男Maxwellによって荒野に放り出された主人公。右も左も分からないまま、何とかして生き延びなければならない。まごまごしている間にも、日が暮れて闇が迫ってくる。周囲が完全に闇に閉ざされた時、主人公は何者かにやられて死んでしまうのだから。
さあ、ありとあらゆるものを利用して、ベア・グリルスばりのサバイバルの始まりだ。若木を抜いて小枝を手に入れ、拾った石と組み合わせて斧やツルハシを作る。斧で木を切り倒して丸太と松かさを、ツルハシで岩石を砕いて岩を手に入れる。岩と丸太で野外用の炉を作り、周囲が暗くなってきたら火を炊き、予め拾っておいた野生のベリーを焼いてささやかな食事にする。草を編んでロープを作り、木の枝と石と合わせれば原始的な槍のできあがり。明日は何か動物を狩ってみようか。
……なんて上手くいけばいいのだが、なかなかそうはいかないのが『Don’t Starve』の魅力。ゲームを新しく始めるごとに異なった地形が生成されるため、石が足りない時があれば木が不足する時もあるなど、毎回違ったサバイバルをスタートできるのだ。
サバイバルは、順調にいった場合よりもそうでない時の方が思い出深い。石も木も足りず、キャンプファイヤーも野外用の炉も作れないとなれば、たいまつだけで夜を過ごさなければならなくなる。もちろんたいまつはいつか消えてしまうので、周囲の木々に放火してでも灯りを確保しなければならない。
生きるために自然を破壊する様は浅ましくも見え、考えさせられる。時には自然と共生できる場合もある。豚やビーファロー(バッファローのような生き物)のウンコは燃料にしたり、野菜や植物を育てることもできる。ビーファローは頻繁にウンコをするので、共に暮らすのは悪くない選択だ。彼らと一緒なら夜も寂しくないが、発情期が来ると攻撃されるようになるので離れなければならない。
人間は自然の中で孤独。しかし、適切な距離感があれば自然と共にいられるというわけだ。
臨機応変のサバイバル、それが『Don’t Starve』。マルチプレイできる『Don’t Starve Together』がアーリーアクセスで販売されているので、友達と一緒に楽しむのもひとつの手だろう。
<参考リンク>
・Steam
・Steam|Risk of Rain
※本コーナーでは著者おすすめのゲームを紹介していますが、「このゲームを試してみてほしい!」という毒味のご要望がございましたら、mitokのTwitterアカウントまでメンションしてください!(人身御供になってみるかもしれません)