バレンタインが近付くと、ダイソーの製菓用品売り場も普段に増して賑やかになりますね。最近はシリコン製の焼き型なんかも登場してますます充実してるわ~……なんて思っていたところ、かなりいい感じのケーキ型を見つけました! 大きすぎず、小さすぎず、実にちょうどいいサイズ。さっそく入手して使ってみましたよ!
2、3人用……なんならおひとり様用ケーキ作りにいいサイズ!
こちらがダイソーで見つけたケーキ型。
▲速攻GET! シリコンコーティングケーキ型(直径12cm)
これ、このサイズ、良くない?!
少ない材料で作れて、ボウルなんかも小さめでOK、2~3人で(なんなら1人で)食べ切れるという手軽さ。こういう小さいケーキ型、探してたんですよ。しかも100円(税込み108円)ですからね。これまで100円で買える丸型は紙かアルミシートの使い捨てが多かったので、ちゃんとした型はウレシイですね。試さない手はありません!
世の中に出回るケーキのレシピは直径18cmの型を使ったものが多いのですが、実は、12cm型の体積はその約1/2。だから、材料を半分の量にして作ればほぼピッタリサイズに。焼き時間もそれに応じて短くなるわけですが、試してみたところ3~4割ほど短くするのが良さそうです。
100円ケーキ型をさっそく使ってみた
ということで作ってみたのがこちら! クックパッドでつくれぽ数ナンバーワンの人気レシピを参考にしました。
▲完璧なチョコレートケーキです
▲元のレシピはこちら。動画もアリ
生チョコのような濃厚クリームとしっとりスポンジのずっしり感、そして口に入れれば絡み合って溶けていく……すごい! こんなのウチで作れちゃうなんて感動! つくれぽとかで自慢したくなる気持ちも分かります分かります!
▲しかも、100円ショップのギフトボックス(13cm角)に入れれば、バレンタインギフトとして完全な出で立ちに(オーブンシートを敷いて入れています)
バレンタインの手作りギフトとしてはもちろん、チョコパの持ち寄りレシピとしても絶対褒められレベル高いハズ。チョコとか生クリームなどの材料費が半分で済むのに、小ぶりなサイズが逆に高級感を割り増しで演出してくれます。シリコンコーティングケーキ型(直径12cm)、優秀すぎました!
12cmケーキ型用レシピ
今回12cm型用にアレンジしたケーキのレシピです。材料は元レシピのほぼ半分ですが、一部アレンジしています。それに伴い、ココアパウダーを加えるタイミングが異なりますのでご注意ください。
- 【材料】スポンジ生地
- 卵白 2個分
- 卵黄 1個分
- グラニュー糖 45g
- 小麦粉 40g
- ココアパウダー 10g
- バター 15g
※元のレシピにある牛乳は使いません
- 【材料】クリーム
- 生クリーム 100g
- チョコレート 100g
下準備
▲ケーキ型にバター(分量外)を塗っておきます。(シリコンコーティングされているので敷紙は不要ですが、バターは塗った方がいいです。型を軽く温めると塗りやすくなります)
▲ココアパウダーを小麦粉と合わせ、ふるっておきます
▲バターは湯煎にかけて溶かしておきます(元のレシピではここにココアパウダーを混ぜますが、今回は小麦粉と合わせたので、バターの方は単体で生地に加えます)
手順
①卵白を泡立て、筋が残る程度になったらグラニュー糖を2~3回に分けて加えながらさらに泡立てます
②ピンと角が立つくらいになったら卵黄を加えて混ぜます(このへんでオーブンを170度に予熱開始)
③ふるった小麦粉+ココアパウダーを加え、ゴムべらでさっくり混ぜ合わせる。さらに、溶かしバターを2回に分けて加えます。沈みやすいので底に残らないよう注意
④型に流し込み、数センチの高さから軽く台に落として気泡を抜きます(10~20回くらい)
⑤170度のオーブンで約20分焼きます。串を刺して生焼けの生地が付いてこなければ焼き上がり
⑥型からはみ出して膨らんじゃったけど……大丈夫です!
⑦台の上に固く絞った濡れ布巾を広げ、型をひっくり返して置きます。そっと持ち上げると……きれいに抜けました!
⑧再びかぶせて、そのまま2~3分置きます(膨らんだ上面を平らにします)
⑨網の上に移し、布巾をかけて冷まします
⑩スポンジ生地の完成! 3枚にスライスしておきます
⑪小鍋に生クリームを入れて火にかけ、鍋肌に小さく泡が出る程度になったら火を止めて削ったチョコレートとラム酒を加えます。鍋を氷水にあてて、ペースト状になるまでかき混ぜながら冷やします
⑫3枚にスライスしたスポンジにクリームをはさみます。一番上の層はひっくり返して真ん中に挟むと、きれいな形に仕上がります
⑬表面・側面にもクリームを塗ります
⑭クリームが固まったら、ココアパウダーを茶こしに入れてふるいかけ、完成!
元のレシピには、きれいに作るためのコツが細かく紹介されています。ちょっと面倒なところもありますが、ていねいにマネをしていくとワンランク上の仕上がりになります。ぜひ挑戦してみてください!