本格的な寒さになってきた12月、毎日のお料理はお手軽アツアツな鍋物が重宝しますよね。でも、しっかり鍋の具材を用意すると野菜が地味~に高くて家計が気になるところ。特に鍋だと使いきれなかった生野菜を余しがちで、後日冷蔵庫に放置したのを腐らせて勿体無い思いをすることも……。
ということで今回は、残りがちな鍋用野菜を無駄なく使い切るための冷凍保存方法をまとめてみました。鍋にも他のお料理にも使いやすい代表選手6品の冷凍手順を集めたので、ぜひ参考にしてみてください!
保存方法①|白菜
まず鍋に欠かせない白菜ですが、実はかなり簡単に常備菜にもできる野菜のひとつ。生のままひと口大のざく切りにして、ジップロックなどの保存袋に入れれば、即冷凍準備完了です! 使い切る目安は約1ヶ月。クタッとした食感になりますが、お漬物系や汁物、または引き続き鍋要員として活用するのが良いかと思います。
保存方法②|キャベツ
これまた定番のキャベツですが、こちらも生のままざく切りなどお好みの形に切って、そのままフリーザーバッグに入れられます。炒め物や汁物には冷凍のまま使用OK。レンチン解凍するとしんなり食感が際立つので、塩昆布和えなどお手軽おつまみレシピに相性良しですね。2週間~1ヶ月を目安に使いましょう。
冷凍庫の空きが少ない時は、軽く湯掻いてから保存すると嵩が減ってコンパクトになります。10秒~20秒ほど熱湯で茹でたら、ザルにあげてさっと冷水で締め、水気を絞ったら同じく保存袋にインしましょう。この時、しっかり水気をきらないとガチガチに固まってすごく使いずらくなってしまいますよ。
保存方法③|長ネギ
長ネギは冷凍すると辛味が抜けて食べやすくなります。いずれにしても最初に端っこを切り落としておいて……一番簡単な方法は、保存袋のサイズに合わせて等分にカット。縦に入れると取り出しやすくなります。用途が決まっていてすぐに再利用するという場合は、あらかじめ小口切りかみじん切りか白髪ネギなどにしておくのがベスト。3~4週間程度で使い切りたいところですね。
保存方法④|ニラ
ニラは洗って端っこを切り落としたら、半分にカットして重ねます。ちょうどよい量で束ねて、輪ゴムなどでまとめたら、ラップで丸ごとグルリと巻いちゃいましょう。冷凍庫で保存して約1ヶ月といったところかと。ニラは、冷蔵保存だとすぐに悪くなって大変な悪臭をまき散らすので、冷凍保存はぜひ覚えておきたいですね!
そのまま使いたい分だけみじん切りにできるので、ズボラっぽいけどラップ保存がわりと便利なんです!
保存方法⑤|玉ねぎ
玉ねぎは冷凍したのち解凍すると若干水っぽくなりますが、オニオンソテーやミートソース、ハンバーグやドレッシングなど、甘みを活かすメニューにはバッチリ活用できるんです。あらみじん切り、厚めの千切りなどにカットしたら、一度に使う分だけラップで小分けして、ジップロックでしっかり密封しましょう。
保存方法⑥|きのこ類
しめじ、えのきなどは根本を切ってほぐして保存袋に入れるだけですね。えりんぎは食べやすいサイズにカットして、舞茸は石づきを切ったのち小房に分けて、といった手順が必要ですが、しいたけは石づきだけ取ったらまるごと袋で保存してOK。真空パックに入ったなめこなどはそのまま冷凍庫に突っ込んで大丈夫です。
解凍後も洋風鍋に使う場合、玉ねぎはざっくり大きめのカットで保存しても良さそうですね。その他はいずれも別の料理に使うにせよ、引き続き鍋に入れるにせよ、冷凍しても勝手良く使い切れるかと思います。ぜひ覚えて活用してみてください!