いいステーキ肉を買ってきたけど、そういえば上手に焼く自信がない、ググろう……という方、いませんか。いますよね(mitok編集スタッフがそう)。
そこで西友の牛肉バイヤーさんにステーキ肉の焼き方を聞いてみました。西友といえば「アンガスビーフ」シリーズがヒット中で、1日10,000枚も売れる日があるほどなのだとか。そんなに売れてるなら、焼き方もレクチャーして……。
今回ピックアップするのは「アンガスビーフ リブロースステーキ用」(450円 /100g)。定番の肩ロースステーキ(187円 /100g)より霜降り気味で高価なため、ちょっと特別な日のご馳走というところ。それだけに焼き加減で失敗するわけにはいきませんよね。
いかに肉の旨みを活かすか。失敗せずにおいしく焼き上げるコツ、ご参考にどうぞ!
リブロースステーキ肉をミディアムレアに仕上げる焼き方
厚み 1cm 程度のリブロースステーキをおいしく焼く方法は次のとおり。最初にちゃんと常温に戻しておく点はわりと忘れがちではないかと。
- 肉を冷蔵庫から出して常温に戻す(30分ほど)
- 肉の両面に軽く塩こしょうを振る ※
- 脂身(牛脂)の一部を切り取り、フライパンで加熱しながら引く
- 強火で加熱し、十分に熱を持ったフライパンにステーキをのせる
- 強火で40秒間焼く
- 火を止め、裏返して余熱で20秒間焼く
※料理に不慣れだと「軽く塩こしょう」と聞いてちょっと戸惑う人も? 分量にしたら肉重量の1%ほど、200gのステーキなら 2g程度を使えばいいそう。どのくらい使えば 2g程度になるのか、あらかじめ測って感覚を掴んでおくとよいかも。
というわけで出来上がったのがこちら。ミディアムレアくらいに仕上がりました。肉自体の旨みを味わうために、塩こしょうのみの味付けで食べるのがおすすめです。やわらかいお肉を頬張ると、おいしいエキスがじわわぁって……幸腹!
いい肉を買ってきたものの、上手に焼けるか自信がないという方、まずはこのやり方をマスターして、慣れてきたら応用かましていきましょう。
おまけ|ビーフシチュー向きの角切り肉もあります
ところで、西友の「アンガスビーフ」シリーズにはさまざまな種類があり、中には煮込み料理に適した角切りタイプもあったりします。一緒に販売されている「100分煮込む本格ビーフシチューの素」(日本食研)と合わせれば、下ごしらえ不要で旨味がしっかり溶け込んだビーフシチューの出来上がり。
家で作る機会がステーキ以上に少なそうなビーフシチュー。西友でアンガスビーフを選ぶときの選択肢としてどうぞ!