コストコの味付け肉で人気の『もろみチキン』。ネギ、ごまとともに「醤油もろみたれ」で漬けられた鳥もも肉がたっぷり約1.5キロ入り。真っ赤な糸唐辛子が食欲をそそる商品です。フライパンで焼くだけで食べられ、食卓の強い味方です。
ただ、醤油もろみの味付けって、子どもでも大丈夫なのでしょうか? 家族で消費するなら、小さなお子さんもおいしく食べられるのがいいですよね。そこで、筆者の子ども(2歳男児)に実食してもらい反応をレビューしてみましたよ!
ごま油でじっくり焼けば香ばしさUP!
醤油や味噌の原料の「もろみ」は、酵素の力でお肉を柔らかく焼き上げる力をもっています。これに漬け込まれた鶏肉は、きっと柔らかいはず。小さな子供でも食べやすい鶏肉がさらに柔らかくなっているなら、親としては嬉しいですよね。でも、大量に絡みついている糸唐辛子が気になります。
ごま油で焼くとコクが出て風味が増します。約300gの『もろみチキン』を、大さじ1杯のごま油で焼いていきます。
フライパンをよく熱してから、強火 → 中火で焼き目を付け、ひっくり返したら蓋をして弱めの中火で焼き上げましょう。焦げ付きやすいので、火の調整はなかなか難しいです。時間が無い時は、焼き目を付けてから皿に取り出し、ラップをかけて電子レンジで3分程度加熱してもOKです(※電子レンジの機種により加熱時間は異なるので、火の通り具合を確認しながら加熱してください)。
2歳男児はどう食べた?
焼き上げた『もろみチキン』は予想していた「糸唐辛子の辛さ」もなく、子どもでも食べられそう。さっそく、2歳の息子に食べてさせてみました。
焼いている最中から、フライパンを覗き込もうと一生懸命だった息子。
「いいにおいする〜! お肉たべさせて〜。いいにおい〜!」
焼けるもろみとごま油の香ばしい香りで、食欲を刺激されていた様子。焦がした醤油と味噌とゴマ、というこの臭いにヨダレがでるなんて。日本人のDNAを刺激する「うまそうな匂い」なんですかね。焼いた肉を冷ましてから出すと、早速食いつきました。
「おいしい! もっとちょうだい!」と言いながらガッつきます。糸唐辛子は辛くないようで、手で持って不思議そうに眺めながら、ムシャムシャと食べています。あっという間に、100g程度を乗せた皿が空になりました。
「お肉やわらかい。おかあさん、朝ごはんも焼いて!」と、かなりの好反応。1個食べるごとに「んー!」とか「グー!」とやっていました。小さなお子さんがいるパパ、ママ。『もろみチキン』、“買い” ですよ!