100円ショップのダイソーで販売されている『アク取り名人』はご存知でしょうか。
煮込み系の料理をするときに浮いてくるアクや肉の油、どうしてますか? すくって捨てるのが一番なんでしょうけど、手間がかかるし、いくらでも浮いてきてキリがないですよね。その処理を簡単にしてくれるのがこちらのシートです。
ダイソー|アク取り名人|108円
ダイソーの『アク取り名人』は、直径約20cmのポロプロピレン、ポリエチレン製のシートが12枚入って108円。耐熱温度は110度となっています。取り出してみますと、密度の低い脱油綿のようなふわっとした素材感で、中央には十字に切り込みが入れられています。これは煮込み中にシートが浮いてこないようにするためのものだそうです。
今回はカレー調理を例に使い方をご紹介しましょう。
シートをかぶせるだけ
まず、炒めた肉と野菜に水を加え、ここにシートをかぶせます。あとは通常通りに煮込めばOK。水分を加えてから煮込みはじめる前にかぶせるのがポイントです。
煮込んでいる間に浮いてきたアクや油はシートが吸い取り、煮汁に戻さないようにしてくれます。鍋の直径がシートより小さい場合は事前にハサミでカットしておくのが良いようでが、多少なら折り返しておけば大丈夫そうです。鍋肌にくっついたり、はみ出したりしてコゲないようにご注意を。
30分ほど煮込んで、シートを取り出してみますと…
おお、かなり色が変わって、全体的にベタベタになってますねえ。それだけアクや油が吸着されたということでしょう。こちらはそのままポイします。
そしてお鍋の方はといいますと…
アクや油の浮いていない、キレイなスープになりました。なかなかいい感じではないでしょうか。煮込みの途中でアクや油をすくう必要がなく、弱火で煮込んでいる間は手間がかからないというのが一番助かるポイントです。
また、このシートはアク・油取りだけではなく、煮込み系料理には欠かせない落し蓋としても使えるとのこと。煮魚や角煮、これからの季節においしい里芋の煮物などにも活用できますね。
この手の商品の雄としてはリード『アクも油もとるシート』があるわけですが、価格はこちらの倍以上します。消耗品だしお安く済ませたいなら、ジェネリック『アクも油もとるシート』として活用してみてはいかがでしょうか。
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