成城石井で販売されている『成城石井desica 骨付き肉を煮込んだ旨みたっぷりバターチキンカレー』をご存知でしょうか。
成城石井のPB食品らしく、ちゃんとおいしいんですけど、ひとつ気になる点があるレトルトカレーです。かなり成城石井的解釈の入ったバターチキンテイストって感じなんですよね。いや、イイお味なんですけど、バターチキンってこういう味でしたっけ?みたいな。まぁ、味は確かだからいいんですけどね……(クドい)。
成城石井|成城石井desica 骨付き肉を煮込んだ旨みたっぷりバターチキンカレー|430円
成城石井のPB、成城石井desicaのレトルトカレー『骨付き肉を煮込んだ旨みたっぷりバターチキンカレー』は430円(税込)。パウチパック仕様で内容量は180g、総計約300kcal。湯煎なら約5分間、電子レンジなら容器に移して約2分間(500W)加熱すればOK。製造者はアリアケジャパン。大手コンビニのPB食品(カレーやシチュー等)も多く手がけているメーカーです。
ざっくり説明すると、成城石井的解釈のバターチキンカレー、かと思います。一般に想像するバターチキンカレーのテイストとは違う感じ。でも、ナシというわけじゃなく、普通においしいやつ。でも、一般的なバターチキンカレーを想像するとコレジャナイ感あり。
バターの香りとこってり脂質感、コクの強い甘さとトマトの酸味……じゃないんですよね。とろみ強め、味わいはリッチ系。スパイスの硬質な苦味、よく煮込まれたトマトの旨みが印象的な作りです。バターチキンにありがちな甘さは控え気味。パルミジャーノ・レッジャーノとチキンブイヨンの効きが強いせい? 味のベースを、旨みの結晶みたいなハードチーズと鶏肉からとった旨みエキスが支えているせいなのか、ともすると安っぽくも感じるようなバターチキンの風味が、深みを持った別物テイストに仕上がってるんですよねぇ。後味に来る甘みも香ばしさもよい塩梅。いやぁ、味わうほどに「バターチキンカレーってこんな味だったっけ……」と、おいしいのに首をかしげてしまったり(笑)
具材の鶏肉手羽元は軽くほぐれる煮込み具合。ちょっとパサつき感が無くもないけど、大きく気になるものでもなく、全体の味によく馴染んでるし、そもそもボリューム感があるので満足度はお高めです。
甘くてこってり。そんな印象を『成城石井desica 骨付き肉を煮込んだ旨みたっぷりバターチキンカレー』にお持ちでしたら、実際はかなり異なるのでご注意(?)ください。成城石井流バターチキンカレーは、トマト、ブイヨン、ハードチーズなどの旨みがよく溶け合った、コクまろインドカレーです。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 180g |
カロリー | 100gあたり166kcal(総計約299kcal、脂質 18.9g、炭水化物 約13.4g、食塩相当量 約2.3g) |
製造者 | アリアケジャパン |
販売者 | 成城石井 |
原材料 | 鶏手羽元、マリナーラソース(トマト、砂糖、その他)、玉ねぎ、ピーナッツペースト、はっ酵乳、乳等を主要原料とする食品、ナチュラルチーズ、香辛料、はちみつ、食用なたね油、バター、乾燥ポテト、砂糖、おろし生姜、にんにく、チキンブイヨン、食塩、トレハロース、香料、増粘剤(加工デンプン) |