なぜ氷とホットコーヒーが出てくる!? 名古屋で体験した喫茶店モーニングはやっぱり最高だった話

お次は「コンパル」で初のコーヒー体験!

続いて訪問したのは、名古屋では有名な喫茶店チェーンである「コンパル」の大須本店。戦後まもない1947年(昭和22年)に創業した、当時の雰囲気を色濃く残す名店です。

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木の扉を開けると、冷やされた空気が全身を包んでくれます。涼しい〜!

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店内はゆったりとスペースを取った4人掛けのテーブル席が並びます。大きなクーラーにダークカラーの木目調家具と、昭和レトロの雰囲気たっぷり。

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深く腰掛けられるソファに落ち着き、早速モーニングのメニューをチェック。メニューの右側中央に、オレンジの文字で書かれた「モーニングセット-ハムエッグトースト」の文字を発見しました!

しかし取材当日は、あいにく巨大台風が直撃。モーニングの時間帯を過ぎてしまっていました。

しょんぼりしながら、モーニング相当のメニューを注文。アイスコーヒー(400円・税抜)ハムエッグトーストサンド(600円・税抜)をお願いしました。これ、モーニングなら530円で済みます。

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店内の雰囲気を堪能しながらのんびりしていると、先にアイスコーヒーが登場。あれ、ホットコーヒーと氷のグラス!?

そうなんです。ここ「コンパル」はアイスコーヒーにもこだわりアリ!

このデミタスカップに入ったホットコーヒーに、先に砂糖を入れ甘みを調整。その後、自分で氷の入ったグラスに注ぐのです。うわあ、楽し〜い!!

神妙な手つきでステンレスの砂糖入れから砂糖を1杯、2杯……。よーく混ぜて、一気にグラスへ!

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濃厚なコーヒーの香りが立ち上るなか、アイスコーヒーの完成です。透き通った氷と漆黒のコーヒーが実に美しい。

コーヒーは濃厚で、コクしっかり。酸味と苦みもほのかに感じますが、濃厚さの方が強く感じます。雑味はまったくなく、これぞプロの入れたコーヒーというお味。

一度にゴクゴク飲むというよりは、少しずつ口に含み、味わいながらいただく方が向いています。砂糖やミルクを多めに入れても、コーヒーの味がしっかりしているので、負けることがありません。

と、コーヒーに感動していると、ハムエッグトーストサンドが出来上がってきました。

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こちらもできたてホッカホカ! 両面を焼かれたパンに、卵焼きのようなハムエッグ(?)が挟まれています。その下には千切りのキャベツが。

手に取ると、断面から湯気がほんわり。我慢できずにいただきます!

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見てください、このボリューム! このジューシーさ!

口に含むと、うっすら甘い気がするオムレツ的な卵がじゅわり、短めの千切りキャベツにかかったケチャップとよく合います。卵を焼いた時のバターがほのかに香り、上に乗ったボンレスハムもほどよい塩気。

これ、冷えてもおいしいのでしょうが、ほっかほかのうちに食べると絶品です!

「ハムエッグトーストサンド」という名前から想像していたものとかなり違いましたが、味は想像以上。ボリュームはもちろん、丁寧に作られた“層”が実においしいのです。

しかも、本当にできたてのできたてだったようで、3切れ目を食べ終わるまで卵からはほわほわの湯気が立っていました。

あとでお店の方に伺ったところ、モーニングの「ハムエッグトースト」は卵焼きではなく目玉焼きになり、サンドイッチの数も3切れではなく2切れになるそう。

目玉焼きは目玉焼きで、カリッとしておいしそう。うう、台風め、モーニングをちゃんと食べたかった……。

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その後、「おかげ庵」でモーニングを頂き、名古屋の喫茶店文化を3軒体験しました。

モーニングの内容はバラエティ豊かで、リーズナブル。噂以上にお得だったので、名古屋に行ったらぜひ味わってほしい素敵な文化でした。

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