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夏の色彩料理「ショッキングピンクカレー」はいかがっすかー? 着色料でレッツ ケミカルクッキング!!

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以前、くられ氏の「ケミカルクッキング」でコンビニフードを家庭で再現するレシピをご紹介しましたが、その第2シリーズをお届けしますよ!

今回は着色料を使った「カラフルカレー」

ご覧いただいている写真がそのカレーでして(食べられますよ)、食欲云々の話はさておき、色合いはとても涼しげで、なんだかスプラト◯ーンぽくないですか? 夏休みのラストスパートで、みんなでワイワイ作ってみてはいかがですか? 味は普通にカレーなんですから。(編集部)

それではカラフルカレーの作り方と参りましょう。

目次

カラフルカレーの作り方

基本的にはホワイトカレーを作り、そこに色素を入れるだけでOKです。非常に簡単ですが、きれいな色に染めあげるには、いくつかの工夫が必要となります。特にカレーベースは、タマネギを炒めたり、ブイヨンを入れたりするとどんどん黄色になってしまうからです。

そこで白色を保つためのポイントとしては、

・弱火で長時間かけて火を通すとにごりにくい
・鶏肉の湯がき汁をカレーベースにする

・牛乳を使う

などを押さえておくとよいでしょう。これらを踏まえたレシピは以下のとおり。

用意するもの

鶏肉
タマネギ(またはオニオンパウダー)
ジャガイモ
ニンジン
ホワイトカレーのルー
牛乳

着色料(今回使用したのは青色1号と赤色102号。好みの色でOK。アマゾンや東急ハンズなどで2グラム350円程度で買える)

作り方

  1. 細かく切った鶏肉を炒めずにそのまま弱火で煮込む。できるだけ色味が出ないように注意すること。
  2. ダシとなるタマネギを投入。このとき、かわりにオニオンパウダーなどを入れてもよい。ここでもなるべく黄色くならないように。
  3. 牛乳を入れ、その後ホワイトカレーのルーを入れる。これをベースとする。
  4. 具となるジャガイモやニンジンを別鍋で茹でる。このときにクミンなどの香辛料を一緒に煮込んでおくと、具材に香りが染み込み、よりカレーっぽい味わいになる。できあがったらメインの鍋に投入。
  5. 着色料をお湯に溶かす。ホワイトカレーに少しずつ加えてゆき、色味を確認しながら少しずつ調整する。
  6. ライスは色素を加えて炊くだけでOK。

ちなみに、ライスを炊くときは、色素を濃いめに入れるのがポイント。色味が薄いと「おいしそう」になってしまうので注意しましょう。ちなみに、きれいな色を出そうと、着色料を増やすとADI(一日摂取許容量・生涯毎日摂取しても影響がないとされる一日あたりの量)を超える可能性がありますが、毎日摂取しない限りは毒性はありませんので安心してください。

これが完成形!

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いかがでしょう。食欲をそそる色合いのカレーができあがったはずです(笑)。味はしっかりカレーになっていますのでご安心ください。

ちなみに……

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着色料をうまく使えば、カラフルなクリーム絞りだって可能です!

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