水切りヨーグルト、食べてますか? 文字どおりヨーグルトから水分を分離させて濃厚にしたもの、というかいま話題のギリシャヨーグルトですね(だいぶ定着した?)。あれ、普通のヨーグルトを水切りするだけで作れるんです。そのまま食べても美味しいし、クリームチーズやマヨネーズ代わりにもなるうえ、安くてヘルシー。
私も遅まきながらハマりまして何度も作ってはいるのですが、ズボラパーソンにとってはけっこう面倒な……いや基本は放置なんですけど、それでももっと保管とか含めてラクな方法はないかということでベンリそうなアイテムを見つけました。
水切りヨーグルとは保管が面倒
水切りヨーグルトの代表的な作り方はこんな感じ。ボウルにザルを重ね、キッチンペーパーを敷いてヨーグルトを入れ半日~1日冷蔵庫で置くだけ、なのですが。
これ、冷蔵庫に入れにくいんですよ。場所を取るし、その間ザルとボウルが使えないし。できあがった時も、ペーパーを破かないようそっとザルから取り上げ、こぼさないよう容器に移すのが意外に難しいんです。残った水分(ホエー)もやや紙のニオイがついてしまい、そのままだと飲みにくかったり。
その名もずばり『水切りヨーグルトができる容器』
これは遠からずマイブーム終焉かな……と思った時に見つけたのがこちら『水切りヨーグルトができる容器』です。裏技っぽいクッキングかと思っていましたが、専用器具が作られるほどポピュラーなところまで来ているんですね~。お値段1,005円なり。うむむ、そこまで使うかしら……とちょっと悩みましたが、評価も良いようだし、試してみましょうかね! ポチっと。
ヨーグルトのパックがすっぽり入るくらいの大きさ。予想に違わぬお姿です。このサイズなら冷蔵庫への収まりも良さそうです。
細かいステンレス製メッシュの水切りザル。これを使えば毎回キッチンペーパーを敷かなくていいんですね。ありがたや! さっそく試してみるとします。
ヨーグルト容器に入れて放置!
ヨーグルト1パック(最大500g)が全部入ります。後は冷蔵庫に入れておくだけ。しばし待ちましょう。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
4時間経過しました
そろそろできましたでしょうか? 冷蔵庫から取り出してみます。
4時間経過でこんな感じ。
スプーンを縦にしても落ちません。
濃厚なクリーム状になりました。外側の容器の目盛りを見ると、ホエーの量は約150cc。元が450gなので、約1.5倍濃縮ですね。さらに待ちましょう。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
24時間経過しました
24時間経過するとこんな感じ。
スプーンを逆さまにしても落ちません。
こってりペースト状になりました。ホエーは200cc強。およそ2倍濃縮ですね。
取り出したヨーグルトとホエー。
比較的きれいに取り出せました。ザルの目詰まりもなく、洗うのも楽チン。
ペーパー式と比べてどう?
予想どおりの働きをしてくれました「水切りヨーグルトができる容器」。ザルにペーパーを敷く方法と比べてみたポイントをまとめてみました。
- ペーパー要らずでセットがラク
- 冷蔵庫に入れやすい
- 分離した水分の量が分かる(固さを調整したい上級者向け)
- ホエーが紙臭くない
- ヨーグルトの取り出しがラク
- 洗い物もラク
- ヨーグルトの仕上がりは変わらない
特別すごい機能があるわけではない、というか正直地味なんですけど、あれば嬉しい便利グッズという感じですね。水切りヨーグルトを常備したい愛好者なら買って損なし。試してみたいけど面倒くさそうと思っていたビギナーさんにもオススメなんじゃないでしょうか。ガンガン水切りして、いろんなレシピを試してみたいと思います!
フルーツソースをかけるだけでもデザートになるよ!
[amazonjs asin=”B00EYSFC0W” locale=”JP” title=”曙産業 水切りヨーグルトができる容器 ST-3000″]