コストコで人気の定番ベーカリー商品といえば、『ラグジュアリーミニクロワッサン』。バターが香ばしく、温めるとカリッカリの食感が楽しめ、何より15個入り698円とお買い得なのが嬉しい商品です。1個あたり約47円とコスパの良さでウハウハになれるものの、消費期限が2日後だったりするので、飽きずに最後まで食べきれるがどうかが問題となります。
大量のクロワッサンを前に頭を悩ませていると、2017年7月6日放送のフジテレビ『とんねるずのみなさんのおかげでした』で、木梨憲武さんと小栗旬さんがクロワッサンに六本木・グランドハイアットのモンブランケーキを挟んでいるじゃないですか。ええ〜何その組み合わせ!? しかも、小栗旬さんが「クロワッサンはモンブランを挟んだほうがいい」と言っている!!
これはもう、試してみるしかありません。
コンビニでケーキを購入
放送に登場した六本木・グランドハイアットまで行く時間が惜しかったので、近くのコンビニへ。ありましたよ、モンブラン!他にも挟んでみたいケーキがあったので、さっそく購入してみます。
どうです、この組み合わせ。パンに、それもカロリーの高いクロワッサンにケーキを挟むなんて。考えるだけで、血糖値が上がってきますね。
まずはクロワッサンをトースト
クロワッサンは横にスライスし、表面に軽く焦げ目が付くようトースト。ケーキは熱に弱いので、冷ましてから使います。
クロワッサンを冷ます間、ケーキの準備を進めましょう。今回は、セブンイレブンで購入した『イタリア栗のモンブラン』(270円)を使用しました。
ケーキは、半分にするとこんなかんじ。イタリア栗のクリームの下に、生クリームやマロンペーストが潜んでいるのが見えます。土台となるスポンジは薄めなので、クロワッサンで挟んだ際邪魔にならなさそうです。
さっそく挟んでみたが、味とビジュアルに違和感なし!
クロワッサンが人肌程度に冷めたところで、半分にしたモンブランを切り口を下にしてクロワッサンにサンドします。…あれ!? 思っていたより馴染んでいるぞ。こんなビジュアルのケーキを見たことがあるような。
さっそく実食。ああ! なんということでしょう! 違和感が全くありません!! カリカリサクサクのクロワッサンは良い意味でクセがないので、モンブランの甘い香りとケンカしていません。しかも、クリームが多くまろやかなモンブランをクロワッサンが抱きしめて、サクッ&トロッとした絶妙な歯触りを生み出しています。
これはもう「クロワッサンのモンブランサンド」という次元を超えて、「超モンブラン」という存在に進化しています。小栗旬さんの言うとおり、モンブランはクロワッサンで挟んだほうがいいと断言できます!
では、リンゴのケーキは!?
クロワッサンにサンドしたモンブランは、超進化を遂げました。では、他のケーキではどうでしょう!?同じくセブンイレブンで購入した『カスタードホイップとリンゴのケーキ』(328円)も、同様にサンドしてみましょう。
半分にカットすると、こんな感じ。クリーム多め、土台薄め。ふむ。これは先ほどの成功パターンと似ているので、期待が持てますね。ゴロっとカットされたりんごも、良い雰囲気です。
リンゴのケーキも、違和感なく挟めた
先ほどと同様に、カットしてトーストし冷ましたクロワッサンでサンド。お味の方は…なんということでしょう、こちらも成功です!パリパリとしたパイ状になったクロワッサンが、カスタードクリームとリンゴを抱いて口の中に飛び込んできます。これはもう、普通に汁だくのアップルパイです。小栗旬さん、リンゴのケーキもクロワッサンで挟んだ方がいいですよ!
ケーキはクロワッサンに挟まれた方がいい
なぜ、モンブランもリンゴのケーキもクロワッサンと相性がよかったのでしょうか。それは、この断面を見れば一目瞭然。何層にも重なり空気をたっぷり含んだクロワッサンが、ケーキのクリームを抱き込んで「パイシュー」のようになっているのがわかります。クロワッサンの原料である小麦粉とバターはケーキにも含まれているため、味も香りも違和感なく楽しめるんですね。
ケーキが、味もボリュームも超進化するクロワッサンのケーキサンド。ぜひ、試してみてください!